2015年06月12日

瀬戸内の空と海 その5・空も海も迷いつつ

DSC05548.JPG


絵を描くのは教室に行ったときだけなので、ほんの少しづつ進んでいます。

アップした写真は、今日描いた状態です。

先生のアドバイスで水平線の間際の空の部分に岩絵の具の、
岩白の中13番を塗っています。

白くなった分、視線がすっと、遥か彼方に抜けるようになった気がします。

空の水色部分ももう少し増やしていく予定です。
こちらはしばらく、水干の水色と胡粉を混ぜたものをしよう。

雲も白い部分に、さらに胡粉を重ねていくつもりです。
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2015年05月22日

瀬戸内の海と空 その4・海の表現をし、空を変える

今日はこれから日本画教室へ行きますが、これまでの経過をブログアップ
してなかったので書き留めておきます。

今回は、描き出してみると海の表現が難しいな、と感じ出しました。
どう描いていいのかわからない。
色をどう塗っていこうか。

先生からのアドバイスで、細い線で描いてみる、という手法を使って
見ることにしました。
色を「塗る」のではなく「描く」という方法。
先生も、学生時代に美大の先生から「描け」といわれたそうです。

瀬戸内の海と空 海のアップ 5月15日の状態




海の部分のアップです。

瀬戸内の海と空 海のアップ 5月15日の状態


海を描き出したら、それまで描いてきた空の部分を変更したくなってきました。
今までは空の半分以上は雲で、やや渦巻いているような暗い感じにするつもり
でしたが、明るくしてみたくなりました。
空の青い部分を増やすことにします。

その前に雲に少し塗っていた、ピンク系の色を落としました。

でも岩絵の具で水色系にして行こうと、塗ってみたのですが定着しない。
もちろん岩の具に膠をまぜているのですが、一回ぬって乾いてから
さらに色を重ねていこうとすると、下の絵の具が動いてしまうのです。
これはたぶん、岩絵の具を塗るには下地ができていなかったようです。

水色は青の水干に白い胡粉を混ぜた物を塗ってみました。
やはりこれなら定着します。
これを何度が繰り返してから、岩絵の具を使うことにします。



瀬戸内の海と空 5月15日
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2015年04月21日

瀬戸内の海と空 その3・下地完成&水干で彩色

練った胡粉を薄く溶いて、これを繰り返し塗ること5,6回。
最終的に画面はサラッ、ではなくザラッとした感じにしたい。

先生のアドバイスで、胡粉に方解末を混ぜることにしました。
透明の石といった感じの品物です。
見た目は白く見えるけれど、これは光の反射のため。

最初に胡粉に混ぜたのは方解末の白(びゃく)で、これは一番細かい粒子なので
ほんとに白い粉にしか見えない。
塗ってもあまりざらつきを感じないので、さらに方解末の12番と
胡粉を混ぜた物を2,3回塗りました。
表面を触るザラッとしたかんじがあり、最初の下地の墨ぼかしも
いい頃合いにかすかに透けて見えている。
下地としては、ここまででいいような感じがしてきました。
どこで止めるのか、なんていうのは私にもわからないのでほんとに
その時々の「感じ」で判断しています。
なんとなく、ここでいいみたい、って感じです。
下地は合計約9回塗りました。

瀬戸内の海と空 胡粉と方解末の下地完了


たぶん、目や手触り、などのいろいろな感覚が総合されて自分の
気持ちに伝わってくるんだろうと思います。

今の段階では、この絵の最終的な彩色状態が頭に浮かんできません。
空の雲は暗くしたい、でも青空も少し覗いている。
海の色もあまり暗くしたくないし。
手持ちの写真が何枚かありますが、数枚の写真のモンタージュになりそうです。
雲はこの写真、海の色はこの写真、空はこっちの写真がいい感じ。
と、いう具合です。

いきなり岩絵の具は塗れないので、胡粉に水干を混ぜた物を塗っていくことにしました。
これで進んでから、途中で岩絵の具に切り替えます。

桃色の水干と胡粉で雲の影を。
紫系の水干と胡粉で、やはり影を。
緑の水干と胡粉、あちこちの影と海を。
それぞれ、かなり薄くしたものを重ね塗りしてみました。
まだまだ重ねていきます。

瀬戸内の海と空 水干で彩色開始
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2015年04月07日

瀬戸内の海と空 その2・下地作り

パネルに下図をうつしまし。
トレーシングペーパーに描きうつしてから、パネルの上にカーボン紙を置き
その上にカーボン紙を置く。
それから鉛筆かポールペンを使ってなぞる。
和紙に下図がうつる。
いつのもやり方です。

写真はとてもわかりづらいと思います。
瀬戸内の海 下図をパネルにうつした


次は下地作り。
いきなり岩絵の具は塗れない(付かない)ので。まずは墨ぼかし。
墨を硯ですった墨を使います。
雲と海の調子を付けていきました。
海の明るい部分は残しつつ。

先生から筆使いが大胆になったね、と言われました。
自分でもそう思います。
ここはまだ下地段階だから、多少はみ出しても失敗しても何とかなるさ、
と思うようになったこともあります。
以前は、理屈ではわかっても思うように手が動かなかった。

こんな私でも少々進歩したようです(^_^;

瀬戸内 墨ぼかし


自分の気が済んだところで、水干で色を付けました。
墨ぼかしだけでは、どこまでが雲で、どこまでが青い空が見えているのか
自分でもよくわからないからです。
空は水色だけど、ひさしの明るい色もあったのでピンクの色も置きました。

瀬戸内 墨ぼかしと水干


墨ぼかしと水干で色を付けた上から、薄い胡粉を全体に塗りました。
練った胡粉の溶き方がいつも悩むけれど、牛乳くらいの薄さを心がけつつ。

下地の墨ぼかしが少し透ける程度に胡粉を塗ります。
写真の段階で胡粉を三回塗りました。

墨ぼかしの上に胡粉


濃い胡粉を一度に塗るより、薄いのを数回に分けて塗る方が、膠が紙に
染みこむそうです。
この日の作業はここまで。

胡粉はこの後二回は塗る予定です。
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2015年03月21日

瀬戸内の海と空 その1・スケッチ&和紙のパネル張り

2月に1日だけ旅した瀬戸内。
千葉県民の私ですが、東京駅前から夜行高速バスに乗って四国の高松に行ってきました。
高松港から大型フェリーに乗って、アートの島、直島へ。

普段、海を見ない生活をしているので広々とした海と空をみると
気持ちがすーっとします。

瀬戸内の海 写真

デジカメとスマホから撮った写真をもとに、絵を描いてみようと思いました。

当初はf8の小さなサイズで描きました。
瀬戸内の海 F8


でも大きな絵にしたくなってきた。
結局、約倍の大きさP20号に描き直す。
P20号


P20号のパネルを用意。
こんな風に木を組んでがっちり作ってある、パネルは今では珍しいんだそうです。
P20号パネル 2015年3月


和紙を用意して貼りました。
もちろんいったん裏側から刷毛で水を含ませてからはる「水張り」です。
DSC03160.JPG


DSC03162.JPG



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花の水彩スケッチ

絹に柿とカリンを描き上げた後、息抜きのつもりで水彩スケッチを描きました。

日本画教室はスーパーの3階にあり、1階に花屋が入っている。
この日は、たまたま目についた花を買って鉛筆スケッチをし、
透明水彩絵の具で彩色しました。
せっかく描いたので、ブログに記録として載せておきます。

KIMG1832.JPG


名前を忘れましたが、ピンクの花がきれい。

花束のような花。
スケッチとはいえ、先生からは全体のバランスを観て描くように、と言われました。
つまり場合によっては、観たとおりでは無く、葉や花がない
部分に書き込むこともあり、ということ。
嘘を描くということではなく、こうすることが絵画だということ。
と、いうこと・・・でしょうか。

DSC02949.JPG


じっくり描きこむ日本画もいいけれど、さらっと数時間で描き上げるスケッチもよいものです。
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2015年03月06日

絹に柿とカリンを描く6 完成&裏打ちとパネル張り

絹に描いていた柿とカリン、2月6日(金)に日本画教室へ行って最後の仕上げを施し完成としました!

柿とカリン 2015年2月6日完成


先生の知り合いの方にお願いして、裏打ちをしていただきました。
木枠から絵絹を外し、裏に和紙を貼ってもらうのです。
最終的に額装するつもりなので、パネル張りまでしていただきました。

柿とカリン 2015年3月6日 裏打ちパネル張り


こうやってみると、絵がとても引き締まって見えます。
我ながらいい絵だなあ。
自画自賛!(^◇^;)

落款を押すのと、額装はまた後日にしようと思います。
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2015年02月05日

絹に柿とカリンを描く5 ようやく柿っぽく、カリンぽく


ブログにアップする写真は、デジカメで撮ってからパソコンでサイズを
小さくする作業をしていました。
大きいままでブログにアップすると、画面表示そのものが大きい。
また、ブログ使用データ容量が決まっているためこれでは大きすぎるのです。

最近になってからこのSeesaaブログは、ブログに画像をアップする際に自動的に
サイズ変更ができるようになりました。

その機能を使っての最初のブログ更新になります。


kakikari11



kakikari12


実の部分と、カリンの葉っぱにだけ、絵絹の裏側から胡粉をぬる裏胡粉を施しました。


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柿とカリン、そして葉っぱに色を塗っていますが、ようやく柿は柿っぽく、
カリンもようやく立体感が出てきた気がします。

そして葉っぱ。
柿の葉っぱの裏葉になる部分だけ、薄い水色系の岩絵の具を使いました。
正確には、左側の柿のへたと、二枚の葉っぱの一部に塗りました。

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写真ではわかりにくいですが、実物は自分で思っていたより水色が強く出ました。
でも、悪い感じでは無く、いい感じがします。
先生から以前の私(みどり)だったら、きっといやがるだろう、という意味の事を言われました。
なんか、そう思います。

柿は、もういいような気がします。
これ以上はもういじらない方がいいかと。

カリンももういいような気もしますが、このままではちょっと手抜きにも見える。
もうちょっと重ねていこうと思います。


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2015年01月16日

絹に柿とカリンを描く4 背景色&葉っぱに色をいれる

2015年の最初の教室は1月9日でした。
久しぶりになってしまい、前回なにをやってたのか思い出すことしばし。

紙と違って絹の場合はある程度、背景を作ってから他の物を描いていかないとならない。
背景はいちように塗ることにしてるので、他の物を描いてから背景をいじるのは
ちょっと難しい。
下手すると汚いシミにしか見えなくなるかも。

すでに何度も塗ってきているのですが、この日は岩絵の具の15番の金茶、黄茶、青磁、胡粉を混ぜて背景に。ようやく納得できたので葉っぱ、かりんに水干の黄緑で薄く色を入れました。
最初13番の岩を使ったら粒子がめだったので、さらに粒子の細かい15番にしたのでした。

kakikari08.jpg


kakikari09.jpg


次回さらに色を入れていきます。
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2014年12月21日

絹に柿とカリンを描く3 背景色作り



12月は19日(金)に教室に行ったのが最初です。
毎週金曜日が教室のある日です。
5日は、先生のご都合で休み、12日は私の都合で休みでした。


やっと、下地作りからそろそろ本塗りに入りつつあります。

すでに先月に岩絵の具も何種類か購入しました。
絹に描くときは粒子の細かい方がいいので、13番、15番、さらに細かい
白(びゃく)の絵の具を何種類か購入。

白は、色の「しろ」の事では無く、粒子の細かいことで「びゃく」と読みます。
番号が大きいほど粒子が細かくて、一番細かいのが「白」です。
岩絵の具は粒子が細かいと、粗い粒子に比べて色合いが白っぽくなっていきます。


背景色は最終的にベージュっぽくしたいと思っています。
それに至るまでの下塗りの計画と先生としました。
いきなりベージュは塗りません。

黄緑、黄色、ピンクを胡粉の白(しろ)に、ほんの少しだけ混ぜて、順番に塗り
最終的にベージュ系の岩絵の具を塗ることで背景を作っていくことにしました。
先に塗った色が下になることで、いい効果がでてくる・・・はず。


私も失敗しやすいのですが、色の絵の具の中に胡粉を入れてはダメ。
目指す色を作るまでには、たくさんの胡粉が必要になります。

胡粉を溶いて、その中に黄緑系の水干を入れて目指すごくごく薄い緑を作りました。
全体に塗ってみる。
乾いてから柿のみと、カリンの部分は塗れた筆でなでて色を取る。
後の塗りに響くと思うからです。


15番だったか?黄色系の岩絵の具と胡粉を混ぜた物をぬる。
これも全体に塗る。
柿とカリンの部分だけ、ちょっとだけ色を取る。


最後に、ベージュっぽく見える黄土の白(びゃく)に胡粉は入れず、膠のみで
溶いて塗ってみました。
これは柿とカリンの部分は塗らないように避けて塗る。

うーん、どうも下地のつもりの黄色が濃くでたような気がします。
背景はまだまだこの後、塗っていく予定です。



今回塗る筆の動かし方は、黄緑系、黄色系は筆を左から右へ、上から下に動かしました。
どうしてもなんだか横縞が出てしまう。
筆の幅に色を2回塗ってから、真ん中の境目をつぶすように横に塗る。
さらにその境目を隠し、伸ばすように縦に細かく筆を動かす。
こうやって書くとやけに理屈っぽい。


次の黄土の時は筆でバツ印を描くように筆を左から右へ。
さらに上から下へに塗りつぶしていきました。
筆あとの長さはランダムになるように心がけて。

ようは画面に筆後を残したくないのです。
気になることはありますが今回はここまで。


柿とカリン 下地そして背景色を
posted by みどり at 18:32| Comment(0) | 絹に柿とカリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする