2018年07月06日

海を眺めて(直島の思い出)その2 下図、椅子の配置と形


海辺のテラスに並ぶi椅子と木漏れ日 
を描きたいと、思っています。

構図としてはとてもシンプル。
なので、椅子の配置や椅子の形は下図の段階でしっかりと描いておきたい。

なんでこんなに時間かかるのか、と自分でもおもうほど
時間がかかります
写真を参考にしてますが、あくまでも参考で、椅子の配置や、椅子の足や
背もたれの傾きは、画面のなかで不自然にならないよう調整しつつ描いています。

椅子も先週描いたものを見ると、とても座れるものに見えない。
座ったらこわれそう。

描き直しました。

こちらは前回の椅子。

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こちらは今回描き直した椅子。
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木漏れ日も描いてみた。
こんな感じになりました。

DSC08429.JPG



今日はここまで。
次回、木漏れ日と遠方の海と島も描くつもりです。

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2018年07月02日

海を眺めて(直島の思い出)その1 思い出を描きとめる


猫のを描き終わり、次に何を描こうかをいつもなら迷って、とりあえず切り花を買ってきて
スケッチをするのですが今回は、5月に瀬戸内海の直島へ行ってきたこともあり、
直島で見た風景を描きたいと思いました。

直島は「アートの島」として有名です。
直島にはアーティスト草間彌生さんのかぼちゃのアートもあります。


海のそばにある、黄色いカボチャはこちら。

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訪れたこの日は、歩いて地中美術館へむかいましたが、
途中でこんな風景と出会いました。

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ここはホテルのレストランのテラス席ですが、外からも自由に入れるところでした。

海のそば、そして木漏れ日がきれい。
これは描いてみたい。
その場でスケッチをする時間はないので、この時は写真を撮っただけでした。

早速これをモチーフにすることにしました。


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最初はM20号で描くつもりでしたが、今回は広々とした空間を描きたい、とM40号に初めて挑戦することにしました。
理由はこれ以外にも、先生や同じ教室の皆さんから今のうちに大きな作品をえがいたら、と言われたからです。
描くのは結構気力がいるし、大きなになると運ぶのにも体力がいりますから。
そして、M40号になれば展覧会にも出品できるといわれたこともあります。
公募の展覧会は、出品する作品の大きさには決まりがあり、もちろんその範囲なら小さい作品でも
出品できるのですが、入賞を狙うのなら小さい作品ではまずダメなんだそうです。
変な話ですが公募の場合この話は本当で、もし同レベルの作品があった場合、賞がもらえるのは大きい作品なのです。


最初のスケッチに継ぎ足してM40号にしてみました。
DSC07781.JPG


三枚の写真を参考にしつつ、椅子の配置をしましたが、写真どうりには描いていません。
カメラと人間の目は見え方が違うので、少しづつ微調整して描いてるつもりです。
これは先生の忠告あってのこと。

椅子の配置や角度も少し変えています。

椅子と、上にかぶさるように生えている木々、そして木漏れ日。
シンプルな絵なので、下図はきっちりと描くつもりです。



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2018年01月30日

伊吹島の猫 その2 絵絹の準備(湯引き&ドーサ引き)


今回、猫を描くと決めてから和紙ではなく、絹に描いてみたいと思っていました。

以前、猫を描いたことがあってその時も使ったのは絹。
竹内栖鳳の「班猫」を模写したのでした。
この絵が大好きなので、模写したい。
もともと絹に描かれた作品なので私も絹に描いてみたい、
が絹に描くようになったはじまりでした。

その時の「班猫」、その後ボタンの花、柿とカリン、を描いたので
絹に描くのは今回で4回目になります。
和紙に描くばかりだと、なんとなく飽きるし、絹に描くのは気分転換にも
なるし、描いた後の見た目が和紙よりきれい見えて(あくまでも個人の見解です)
自分が絵が上手くなったようにみえるのもいいです。
こういう錯覚、たまには必要だと思うのです。

今回描くことにしたのはF10 サイズ。
今ではF8サイズしか、描いたことがないので木枠も今までより大きいF10
サイズを買ってきました。もちろん絵絹も。

画材の購入は、いつも行く湯島の喜屋さん。
木枠は完成品もありますが、組み立て式も。
こちらの方がお値段安いのですが、不器用だし時間もないので完成品にしました。
約6000円。

絹はいまだに自分ではよくわからず、選ぶことができないので
初心者であることをお店の方に伝えて、購入しました。
絹は二丁樋重目(にちょうひおもめ)。
絵は横タイプにするのでそれ用の絹に。
約1600円。
絹については武蔵野美術大学のサイトの紹介がわかりやすいです。
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%e7%b5%b5%e7%b5%b9%e3%83%bb%e7%b5%b9%e6%9e%a0%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%ba/

以下の手順は、すっかり忘れていたので先生に教えてもらいながら
進めています。 
以前、絹を使った時も同じことを書いてますが復習のつもりで書き留めておきます。

木枠に、でんぷんのり塗って絹を貼りますが、その準備。
まっさらな木枠を初めて使うので、まずは木枠にでんぷんのりをたっぷり塗る。

木に擦り込むようにのばして、何度もすりすりと。
こうすると、木がのりを吸い込んでいくのだとか。

KIMG6411[2].JPG


一通り塗れたら、改めてたったぷりとノリを塗ってから、巻物状態になってる
絹を上から置いて、巻物を広げていくように乗せていきます。
セロテープのようなものは使いません。
木枠の四方は絹をノリで接着させるために、ノリ分を押してのばしていきます。
気泡のようなものができるので、それをつぶす感じで。
ノリが乾いたら絹貼りは完成。

木枠に貼った絹の下に空間が空くので、絹の保護のつもりで
100均でマットを買って、枠にはまるサイズに加工しました。
セロテープで張り合わせて、ハサミでカットしただけです。

KIMG6413[3].JPG


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家と教室の往復をしますし、持ち運びの際にも保護になるはず。
これ以外にも、私は梱包材のプチプチで包みます。




次は、絹がまだ「生」の状態なので、絵の具が塗れるようにする準備。
絹に残っている脂分を抜くために、あったかめのお湯を用意して
絹の裏表を数回、お湯を塗るように刷毛で塗っていきます。


絹にドーサを塗ります。
ドーサ液の作り方は、人によってかなり違うようです。
膠の溶き方もそうですが、先生によっても描きてによっても。
その違いが、作風の違いにも影響してくるのだと思います。

なので、これから書き留めるレシピはあくまでも一例です。

ミョウバンを5,6粒をお湯200ミリリットルに溶かす。
KIMG6422[2].JPG

溶かした膠(にかわ)を小さじ1杯弱くらい入れてさらに溶かす。
以上でドーサ液、出来上がり。
(2018‐2‐14追記 後でわかりましたが、これだと膠が薄いです。
大さじいっぱいくらい入れて良かったようです。)

これを絹の裏表に塗っていきます。
まずは表から。
刷毛で左から右へゆっくり一気にぬります。
ひききって、刷毛を戻さない。
これを上から下へ順番に、でも塗った部分が重ならないように。
ようは、塗っていく濃度を均一にしたいわけです。
一面塗れたら、乾燥。
自然乾燥が一番いいけど、1月の寒い時期そんな悠長なこと
言ってられないので、遠めのドライヤーで乾燥させました。
乾いたら、同じように塗っていく。
表を塗ること3回。

さらに裏も同じように3回塗りました。
乾燥した絵絹は表面がぴんと張って、見た目とても気持ちいい。

KIMG6423[3].JPG


次回の教室の日まで、大事に保管しておきます。
穴でも開けたらおしまい。
全て最初からやり直し、ですから。



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2016年12月17日

第6回ひぐらしの会日本画展 開催します。

来週12月20日より25日まで日本画のグループ展「ひぐらしの会」を行います。
同じ先生にご指導していただいている3教室の合同展です。

「ひぐらしの会」の「ひぐらし」は教室のある地名、松戸市日暮(まつどしひぐらし)
から来ています。

私は、今回のつゆくさの絵の他下記の3点展示します。
前回まで描いていた、明日香村・稲淵の絵。
さらに今年の松戸市美術展覧会で賞をいただいた「瀬戸内」。
以前、絹に描いた「柿とカリン」


場所はJR松戸駅そばの伊勢丹松戸店、新館9階のアートスポット松戸
ですので、お買い物ついでにぜひお立ち寄りくださいませ。


初日は午前中搬入、展示作業しますので、13時より開場します。
最終日は16時までの展示です。

私は初日のみ、会場におります。





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2015年03月21日

花の水彩スケッチ

絹に柿とカリンを描き上げた後、息抜きのつもりで水彩スケッチを描きました。

日本画教室はスーパーの3階にあり、1階に花屋が入っている。
この日は、たまたま目についた花を買って鉛筆スケッチをし、
透明水彩絵の具で彩色しました。
せっかく描いたので、ブログに記録として載せておきます。

KIMG1832.JPG


名前を忘れましたが、ピンクの花がきれい。

花束のような花。
スケッチとはいえ、先生からは全体のバランスを観て描くように、と言われました。
つまり場合によっては、観たとおりでは無く、葉や花がない
部分に書き込むこともあり、ということ。
嘘を描くということではなく、こうすることが絵画だということ。
と、いうこと・・・でしょうか。

DSC02949.JPG


じっくり描きこむ日本画もいいけれど、さらっと数時間で描き上げるスケッチもよいものです。
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2010年09月16日

第3回 ひぐらしの会

会期始まってからのお知らせになりましたが、参加してる日本画教室の
グループ展が開催されています。

と、いっても私は自分の作品は市展に出したのと同じもの。
これ一点のみしかありません。
自分でもちょっと情けない。
かけなかったんだからしょうがない。
まずはお知らせまで。


9月14日〜9月19日(日)
時間:午前10時〜午後6時(最終日は午後4時まで)
場所:JR松戸駅そばの伊勢丹松戸店 新館9階 ARTSPOTまつど
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2010年06月13日

F10号パネルと和紙と岩絵の具購入

今、下絵として写真を元に描いているのは薔薇の花。
土曜日に日本画教室に行ってきました。
私が薔薇の花、一輪大きく描いているもんだから同じ教室の方の一人から、「ボタンの花なら大きくてもいいけど、薔薇じゃ大きすぎておかしい」といわれちゃった。
別にいいじゃないか、私は大きく描きたいんだもの。

アメリカの女流画家、ジョージア・オキーフなんて花を一輪ドアップで描いているぞ。


何をどうかくか気持がきまってないけれど、とりあえず周囲から気持を「描くこと」に
もっていこうと土曜日は湯島の喜屋さんに行って、F10号パネルと和紙、岩絵の具3種
を買ってきました。

紙と絹で薔薇の花を描いてみたいと思う。

白のツツジも描きたいな。
3枚9月までに描けるだろうか???
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2009年06月18日

三千本が無くなる

更新がすっかり久し振りになってしまいました。

先日、棒状の膠(にかわ)の通称「三千本(さんぜんぼん)」を買いにいつも画材を
買いに行く湯島の「喜屋(きや)」さんに行ったら、お店の方からおしえてもらったのですが、
この三千本が市場から無くなるそうです。

もうつくる業者さんが、いないんだそうです。

もちろん膠が無くなるわけではないのですが、私などこの三千本しか使ったことが
ないから他の膠を使うとなると、使い方にとまどうことになりそうです。

今後は粒状の膠か、液体になって販売されたものをつかうことになります。
その前に三千本買いだめしとこうかな。

「豊洲夕景」はいったん中断してましたが、また描きだしてます。
写真はまた後日載せるつもりです。
手持ちのデジカメでは夜間はうまく撮影ができないので。
posted by みどり at 23:50| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月17日

初めて落款を作る

緑の落款 第1号



日本画を描き出してからそろそろ確か10年くらいになるのですが、私はいままで
描いた絵に、落款(らっかん)はおろか自分のサインさえ入れていませんでした。
落款・・・日本画の隅っこに押されている四角いハンコです。
画家のサイン代わりになるものです。

絵を描いても教室の先生と、同じ教室の生徒さん達に見せるだけだったので落款や
サインのことあまり重要視して無かった気がします。
そもそも私は一度絵を描きあげるとそれを観るのがイヤで、飾ることをせずいつもしまい込んでいました。

個展をやるわけでもないし、グループ展は2年前にやったのが初めて。
この時に絵を観てくれた方の一人(私の職場の元上司)が「あの絵くれよ」と、
言っていたのですが、「売ってくれ」ではなく「くれ」だったので無視してました。
額代ぐらい払ってほしいわ・・・(T.T)・・・安くないんですから・・・。

最近になって、しまってるものもったいないし、じゃまだし、ほしいと言ってくださる方が
いるなら差し上げようと寛容な気持になってきました。
改めて先方に問い合わせてみると、もらってくださるとのこと(=^0^=)
しかし人にお渡しする段階になって、落款もサインも入れてない絵はかっこが悪いと
やっと自覚しました。

細々とはいえ、日本画を描いているなら落款は作らなきゃなあ・・・とは以前から
思ってはいたのです。
そのうち作ろうと、だいぶ前に落款用の石と彫刻刀を買っておいたのですがやっと作ることにしました。
画材店に行くと、石や彫刻刀がセットになっている物もあります。
石も安いです。一本100円から高くても数百円です。
初心者向けのマニュアルの小冊子も数百円で売ってたので購入。
これを参照しながら作ることにしました。

<その1>
石の彫る面の大きさは約17ミリのものを用意しました。
サンドペーパー(耐水ペーパーともいうのは最近知りました)も2種用意。
荒い400番と、細かい800番。
近所の金物店でB5サイズくらいのもの一枚約100円でした。
これで、石の彫る面を平に磨きます。
買ってきたばかりでも、けっこう平みたいだけど・・・。

<その2>
落款のデザイン。
「みどり」と彫りたかったのですが、四角のワクの中にひらがな三文字がとうにもうまく
配分できない。
結局「緑」の一字で彫ることにしました。「緑」は私の本名なのですが漢字一字の名は好きじゃないのです、もともと。
字の形はマニュアル本に載っていた旧字体を使うことにしました。

<その3>
字を写す。
下書きをB4の濃くて柔らかい鉛筆トレーシングペーパーで写したら、描いた面を
石の彫る面に当てて、トレーシングペーパーを堅い物でこすって転写させる。
字が反転して写されるから、これを彫ることにしました。

<その4>
字を彫り進める。
字の部分を彫る印は「白文」、字の回りを彫る印を「朱文」と言うのだそうです。
今回は簡単な白文で行きます。
石も思ったより柔らかで彫りやすい・・・と、思ってたらなんだか、堅い部分にぶつかりました。彫刻刀ではどうにも彫れない。
仕方ないので、サンドペーパーでこの面を削って平にして改めて彫ることにしましたが
サンドペーパーで削っていくうちに面がガタガタになってしまったようです。
が、今回先方様をお待たせしたくないこともあり、時間もないのでこのまますすめることに。

<その5>
鏡で彫った字を確認。試しに押してみて確認。
不満がないわけではないけれど、とりあえずこれにて完成としました。

冒頭の画像が完成品です。なんとかカッコがつきそうです(^^ゞ

posted by みどり at 07:46| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする