2018年07月02日

伊吹島の猫 その7 裏打ち&完成



ブログ更新をしそびれてしまいましたが、毎週、日本画教室へは行ってたので
少しずつ、岩絵の具を塗り重ね、完成しました。


猫の毛並みは筆を刷毛のように使い、何度も塗り重ねました。
我ながらしつこく、何度も何度も。
それでも嫌にはならないので、やはり好きなのでしょうね。


ほぼ最後の仕上げに胡粉で、猫のひげと、体の毛並みを描きたしました。

背景に、早い段階で胡粉で白い「よごし」みたいなものをいれたのですが、
描いてくうちにこれがだんだんとうるさく感じてきたので、上に淡いグレーを重ねて
少し派手さをつぶしていくようにしました。

最終的には、猫の周囲の下側にややブルーを、上には明るめの茶色を重ねた気がします。
自分の絵なのに気がします、なんて変ですが描いてから時間がたち、
忘れてしまいました。

下の画像は、5月のほぼ完成したころのものです。

KIMG0005.jpg


木枠に貼った絹に描いたので、この後は木枠から外し、裏に和紙を張り付けてもらう
「裏打ち」の工程がありますが、自分ではできないので先生経由でプロの表具師の
方にお願いしました。

裏打ちが終わった段階が下記の画像です。

DSC07633.jpg



絵の裏がわに白い和紙が貼られたので、色合いもはっきりメリハリがでたように見えます。

そして額装。

DSC07652.JPG



ようやく完成しました!
もちろんタイトルは「伊吹島の猫」です。

作品は、2018年度の松戸市美術展覧会に出品いたしました。
(会期は終了しました)

ご高覧いただきまして、まことにありがとうございました。
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2018年04月10日

伊吹島の猫 その6 岩絵の具を使いだす

猫の毛並みを引き続いてえがいてますが、今までは水干を
使っていました。



neko0323.jpg


先生は水干のままでもいいと、おっしゃってましたが、少し色彩に変化と深みが
欲しくなってきたので、岩絵の具を使いだすことにしました。

絹には粗い岩絵の具を使うのは難しいので、細かい15番か13番を使うようにします。
手持ちで15番はあまりないので、13番を通ことにしました。

岩絵の具を使いだしてからの、絵は下記のようになってます。
neko0406.jpg



さらに岩絵の具で毛並みを描き、目にも彩色をしていくつもりです。
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2018年03月05日

伊吹島の猫 その5 猫の毛並みに手を入れだす

猫の背景色をさらに塗り重ねました。

そろそろ、猫本体にも色を塗りたい。
胡粉の白で、立体感をつけていきました。
DSC05439.JPG



しかし、この絵をかきだしてからずっと気になっていることがあります。

猫の顔のバランスがおかしい。
歪んでいるのとはちょっと違うようで。

先生にも観てもらってどこがどうおかしいのか検討してみました。
DSC05440.JPG


顔の左右の幅のバランスが悪いようです。

次回、半透明のトレーシングペーパーを当てて直してみます。
DSC05442.JPG


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2018年02月20日

伊吹島の猫 その4 さらに下地作り

薄く溶いた胡粉をさらに塗りました。
合計約10回。
何回がいいのか人ぞれぞれで、正解はないと思います。
出来上がっていく画面を見て、どこが自分にとって気持ちがいいか。
ここが判断基準になるのではないでしょうか。

今回は、この後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。

今回はこの後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。
最終的に猫の背景はグレーにしたい。
実際の猫もグレーの道路の上にいましたし、猫は茶虎毛並み。
この色の組み合わせはいいと思う。
灰色の地の中にかすかにグリーンを感じるのでこれも
絵の中に取り入れたい。

先生のアドバイスで、背景色を塗る前に道路の石の感じを
表現しておくと後が楽、とのこと。

今回は石の表現をしておきたいので、少し薄めた墨で
画面を汚すことをしてみました。
ほぼ雑巾同様の古いタオルハンカチがあったので、
これに墨をつけて、猫の周辺の画面をたたいて
なんとなく石っぽい表現に、なったかな。

DSC05261.JPG


その後、水干の鼠色と緑青を薄く溶いたのを、全体に薄く塗りました。

DSC05263.JPG



これは猫を避けずに、上からざっと。
塗り跡を残したくないので、×を描くように塗っていきます。
左から右へ。
さらに上から下へ。
先に塗った墨のたたいたのが、取れないかと心配でしたが
大丈夫でした。

三回塗ってみましたが、色が薄すぎて色を感じませんが
この日はここまで、としました。
DSC05264.JPG

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2018年02月14日

伊吹島の猫 その3 下図を透き写し&下地作り



通常、和紙にした絵を移すときは、トレーシングペーパーに書き写してから
描く和紙の上にそのトレーシングペーパーを置く。
和紙とトレーシングペーパーの間にカーボン紙(またはそれに相当するもの)を
はさんで上からなぞると、和紙に転写されるという面倒くさい手順をとります。

でも絹なら簡単。
絹の下にした絵を置くと、下絵が見えるから上か墨と筆でなぞればいいだけ。
下絵の猫の角度にかなり悩みました。
若干傾け、枠の中で構図を決定。
左下に小さな猫がいますが、これはただのスケッチです。


KIMG6480.jpg


前回、木枠に絵絹を貼り付けして、ドーサを塗りました。
硯で墨をすって、筆で少し書いてみると、絹の上で墨線がにじんでしまう。
先生いわく、ドーサが薄いんだそうです。

ドーサをもう一回塗ったほうがいいのか?と、思いましたが、
膠を薄くいた膠水を、一回絵絹に塗ってみるといいとアドバイスされ
早速実行。
乾いてから、墨で描いてみるともうにじまない。

KIMG6482.jpg


書き写してから、墨で少し陰影をいれました。

KIMG6483.jpg


この後、胡粉を膠で練ったものを薄く溶かして、描きうつした上に塗っていきます。
なるべくムラにならないように。
上から下へ。
左から右へ、塗って折り返さない。
一度上から下までぬったら、いったんひっくり返して同じことをする。
ようはムラにならないようにしたいわけです。


これを7.8回繰り返しました。
これで何とか、下塗りができたと思われます。



続きは、後日に。
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2018年01月20日

伊吹島の猫 その1

「橘寺と芙蓉」を完成させたので、次は何お描こうかとしばし悩みました。

こういう時は、とりあえず花をスケッチしてみたり。
これはバラの花。
DSC04563 (2).JPG


ふと猫を描きたくなりました。
とは言っても猫は買ってないので、あちこち出かけたときに
撮った写真で猫がいないかと探してみました。

撮った写真はパソコン内と、Googleフォトにアップロード
してるのですが。Googleフォトは「猫」というワードで検索しても
猫の写真を探り出してくれるという、便利な機能があるとわかったので。

猫は飼ったことありませんが大好き。
写真も撮っているだろうと思ったけど、意外となかった。
でも出てきたのは、2016年の瀬戸内国際芸術祭で行った伊吹島の猫達。

写真は、その時行った伊吹島の港です。
四国側の観音寺港から船に乗って移動しました。

DSC09721[2].JPG


猫はいっぱいいて、どの猫も人なつっこい。
とりわけ可愛かったのがこの子。

DSC09655[1].JPG



こちらはおすまし顔。
DSC09657[2].JPG


伊吹島バーガーのお店にいましてね。
飼い猫ではなく、のらちゃん。
DSC09647[1].JPG


これが魚の具材の伊吹バーガー。
DSC09656[2].JPG



さてさて、
鉛筆と色鉛筆で描いてみました。

DSC05045.jpg


これを下図として、本画にいていこうと思います。
描くとしたらF10号。
絹に描きたいと思っています。

と、なると絹を貼る木枠を持ってないから、買わねばならないのですが
既製品でこの大きさがあるのかどうかが不明。
来週、画材店で聞いてみよう。



posted by みどり at 21:28| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする