2012年10月24日

絹にボタンを描く・その12 ようやく完成



ブログ更新が遅くなりましたが、牡丹の花、完成しました。

葉っぱがなかなか進まなくて、先生の墨の黒でタッチを入れてくれて
さらに私も他の葉に墨をいれる。

先生いわく、墨は便利でうっかりするとそれだけで成立してしまうんだよね、と。
墨で描くとそれだけで、とても良い感じになります。
だから水墨画が成り立つのか。


最後にやっと右の花の真ん中にめしべを描きました。
胡粉の白を、ぽってりと乗せる感じで置く。
乾いてから黄色の絵の具を載せました。

花の真ん中当たりに赤を少し塗ってほぼ完成。

絵絹に牡丹 2012年10月


右の花の下に開いた花びら部分が、総べて同じ感じなので塗ってある
胡粉の白を指でこすって少し落とす。
指の指紋がヤスリ代わりになるんだ、とはもちろん先生のアドバイスです。

ようやく完成。
いつも御願いしている「ますよし画材店」に持ち込む。
木枠にはった絵絹のままでは額装が出来ないので、画材店経由で表具屋さんに
裏打ちを頼みました。
木枠から外して、絹の裏に和紙を張ってもらうのです。
もちろん自分でやる方もいますが、私は怖くてとても出来ないのです。


やっと展示できる形になりました。
絵絹に牡丹 完成


そしてようやく、今年も昨日、10月23日より合同展「ひぐらしの会」がはじまりました。
同じ先生が指導してくださっている三つの教室の合同展です。

「ひぐらしの会」の名前の由来は、教室のある場所の地名「松戸市日暮(まつどしひぐらし)」
から来ています。

このブログでもご紹介した2点「薔薇」「黒部室堂にて」、最新作の「牡丹」の合計3点出品しています。


「第4回 ひぐらしの会 日本画展」@伊勢丹松戸店内 新館9階 アートスポットまつど
10月23日(火)〜10月28日(日)まで  10時〜18時まで (最終日のみ16時で終了)
posted by みどり at 23:12| Comment(3) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月24日

絹にボタンを描く・その11 葉の色を重ね 


絵絹にボタン 2012年9月21日の状態


葉に色を重ねています。
どうもなんだかまよいつつ、塗っています。

花の回り、特に花の下の部分をどういう感じで処理していこうかと
迷っています。
暗くぼかす感じにはするのですが、何色の絵の具をぬっていったものか。

先生からも言われたのですが、何かの絵の具を塗ってから墨の黒を
もってくるのがいいようですが、頭の中でさっぱりイメージが
出来ないのです。
posted by みどり at 11:00| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月15日

絹にボタンを描く・その10 葉の色を塗りだす 

2012年9月14日 葉に色をぬりだす


前回より花に少し手を入れました。
花はこれで完成ではありませんが、葉にも色を塗り出しました。
全体のバランスをみないといけないし、花は後で最終的に手を入れるつもりです。

葉もまだまだこれから。
さらに色を重ねていきます。

絵の具の画面の上で溜て、一部をのばてぼかす「溜塗り」をしてます。
きれいなボカシができてくるといいのですが。
まだまだコントロールできません。
posted by みどり at 09:22| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月07日

絹にボタンを描く・その9 ようらく花らしく 

更新しそびれてますが、日本画教室には毎週行っています。


2012年9月7日 ボタン

まだ花に色を重ねている段階ですが、やっと左右とも
花らしくなってきました。
胡粉の白と、水干のピンク系を塗っています。

メインで使っているのはこの三色。
白い胡粉と、ピンク系の水干を混ぜ合わせて自分で調整した色です。

2012年 9月 ボタンに塗っているピンク系


カメラで撮ると若干色が違って見えます。
しかもこれは水で濡れている状態なので、乾くとまた少し色が違います。

まだ重ねていくつもりですが、特に右側の方は少し色を強調したい。
でも柔らかな感じは残して、ぱらんフワッとした感じにしたい。

そろそろ葉にも色つけたくなっています。
posted by みどり at 15:32| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

絹にボタンを描く・その8 右側の花も

2012年8月 右側の花に色を入れ出す



現在の絵の様子。
右側の花に色を乗せだしてます。
水干と膠。
しかしこの膠が薄かったようで、水干でピンクを乗せたのですが
乾いたらきれいに取れてしまいました。

先生のアドバイスで、胡粉の白を塗って、その上からピンクを
重ねては、というで現在こんなになっています。
posted by みどり at 08:26| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

絹にボタンを描く・その7 花弁に胡粉を

色を載せているのは、まだ片方の花だけです。
ようやく花びらに胡粉の白を乗せてみました。

絹にボタンを描く 花弁に胡粉を1


しかし作り置きした胡粉だったので、どうも膠成分が
古くなっていたようです。
いったんは塗った胡粉、乾いてから触ってみるときれいに
取れていまいました。

仕方なく、同じ教室の別の方から作ったばかりの胡粉を
分けてもらって塗りました。
塗り方も最初あまりうまくいかず、先生がお手本を。
花の中心部分は先生が塗って見せてくれたので、しっかり
きれいに塗れてますf(^ー^;

あ、でも先生から「塗り方うまくなった」と言われました。
ちょっとうれしい(^^)

写真では白が塗れているように見えますが、もう少し
ティッシュで軽くこすれば、もっと取れると思います。
塗り直さないと。
絹にボタンを描く 花弁に胡粉を2




posted by みどり at 10:13| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

絹にボタンを描く・その6 花弁に色を重ね

花弁部分に薄い色を何度も重ねて塗っています。
花の中心部は、白い胡粉と桃色の水干、膠を混ぜた物を塗っていますが
花弁の端の方は、水干と膠のみ。
このやり方だと、花弁の端の方は下地がすけてみえて透明感が
でるような気がします。

前回、載せた写真と見た目ほとんどかわらないですね。
左右、二つの花があるのにまだ左側のみ。

絹にボタンを 花弁に色を重ねていく


秋のグループ展の会期が決定しました。
10月23日〜28日まで。
このボタンの絵も間に合うようにしたいのですが、額装するための
時間も取らなければならないので、会期ぎりぎりというわけにいかない。
間に合うかな。
posted by みどり at 22:37| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

絹にボタンを描く・その5 下地そしてやっと花弁を

ブログ更新が約1ヶ月ぶりになりましたが、絵は描いています。
この一ヶ月では、下地作りに時間をかけていました。
思うように下地ができなくて手こずっていました。



絵絹に薄く胡粉を塗ってから、水色系の水干と胡粉を混ぜこれを背景色に決めました。
これを薄く塗る。

塗り方は最初、刷毛で左から右へ一気に塗る、引ききりで塗りました。
これを上から下へ。花の上から塗ってます。
これで均一に塗れたらよかったのですが、どうも縞模様の筋がついてしまいました。
先生曰く、筆に絵の具が残りすぎ、かつ塗るとき手に力が入りすぎ、と言われました。

筋はどうしても邪魔。
なんだかごちゃごちゃした感じなので、塗った色をいったん落とすことにしました。
水を含ませた筆で洗い落とします。

洗い落としてから、乾かして、改めてドーサを塗る。

先生に教えていただいたもう一つに塗り方で再度背景色を塗ります。
左から右ではなく、バツ印を描くようにしてこれで左から右へ。
これを上から下へ移動。
乾かす。

絹にボタンをえがく 下地1


気に入った色になるまで数回塗る。
このやり方だと、色むらがほとんど無い、きれいな画面になりました。

絹にボタンをえがく 下地2


そろそろ花弁にも手を入れたい。
花の中心部分の水色を少し落とすことにしました。
平筆に水を含ませ花全体をぬらして、さらに落としたい部分を
筆でなぞる。
最初先生がやってみてくれて、その後もちろん自分で。
先生はうまい。
自分でやってみた部分は、少し落としすぎたような。

少しだからまあいいかな。
まだまだ色を重ねるし。

それにしても塗り重ねは、ほどほどにするようにと先生から注意され続けていました。
紙と違って、絹は塗り重ねると膠が多くなって裂けやすいと。

ようやく、背景を細かい15番の岩絵の具で一回塗ってみました。
今回、岩絵の具を使い出したのはこれが最初です。

さらに胡粉とピンク系の水干で、ようやく花に色を塗り出しました。
その前に、花の部分の絵絹の裏側に胡粉を塗っています。
「裏胡粉」です。

絹にボタンを描く 裏胡粉


こうすると花の色が引き立つようです。
(もちろん先生のアドバイス)

左側の花だけ。右はまだ手つかず。
彩色はまだまだ途中段階ですが、画面から花が浮き出してきました。

絹にボタンをえがく 花に色をいれる


こちらが花のアップです。

絹にボタンを描く  左側花のアップ

posted by みどり at 03:29| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

絹にボタンを描く・その4 墨ぼかし・色ぼかし完了

少しずつですが、進んでいます。

絵絹に下図を写しています。
鉛筆で描いた下図、絵絹に描くには少々大きかったので
縮小コピーをとってこれを使用。

絹の下に置いて、すった墨で下の図をなぞっていく。
紙に下図を写すより簡単です。
紙の時はカーボン紙か、念紙を使いますから。
筆で描いていたら、見ていた先生から「(その筆なら)もっと細い線で描けるはずだよ」
と、言われてしまいましたf(^―^;
さらに、面相筆も新しいのを買った方がいいとアドバイスされました(^_^;)
どうも私は「ずぼら」なようです。

絵絹に下図を写す 


筆で下図を写したら、後で色を塗っていくためのガイドとなり、色味に
深みを与えるためのボカシをしていきました。

墨ぼかし、そして水干と胡粉と膠でとかしてこれで色ボカシ。
色ボカシまで完了しました。
絹にボカシをしていくのは筆の滑りが紙より良くて心地よかったです。

絵絹にはドーサを塗っていましたが、その濃さは墨や水干のにじみもないので
ちょうど良い具合のようです。

絵絹に墨ぼかし、色ぼかし


この後、薄く溶いた胡粉を塗っていきます。
ここまですんだら、ようやく下地作りが完了で、これで水干や岩絵の具
で描いていくことが可能。
絹に絵を描くのは準備に時間がかかりますが、私はこれが嫌いではないので性に合うようです。

posted by みどり at 23:08| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

絹にボタンを描く・その3 絵絹の下準備

木枠に張ったのは、生絹なのでこのまま墨や絵の具を塗ると
にじんでしまうので、絹の下準備が必要。

塗っては乾かす、の繰り返しなので一日仕事だった!
絹に描くのは数年ぶりなので、やり方をすっかり忘れていました。
最初にやるべきことは、絹の油分を取ること。

前回の自分のやり方を、このブログに書いておいたので、それを読み返してます。
やり方は加減がわからないので、まだまだ手探り状態です。

<油分の取り方>
お風呂だったら熱めのお湯を用意し、刷毛で絹の表面をなぞる。
幅広の筆をつかって、上から左から右へ筆を運ぶ。
さらに下に筆を移動させて、左から右へ。
これを裏と表、両方。
あまり適当にびしゃびしゃとやらない、ほうがよさそう。

この後、しっかり乾かす。
絹がピンと張ってくる。

一部、塗った糊が絹の描く側の表面にじみ出していた。
今後これがどう影響してくるか?

<ドーサ引き>
にじみを防ぐためのドーサ液。
(ドーサについてはこちらのサイトを参考にさせていただきました)

まず、ドーサ液を自分で作る。
ぬるま湯100ミリリットルに対し、自分で作った膠(にかわ)液を少し入れる。
私の少しは、よく外食でコーヒーを頼むと付いてくるプラスチックの小さな
スプーン、あれをもらってくるのを使ってるのですが、これに1杯。
さらにここにミョウバンを入れる。3,4粒。
そのまま入れるとなかなか溶けない。
暫く置いておけば溶ける。
急ぎたいなら、乳鉢で細かく砕くと良いみたい。

出来たドーサ液を刷毛に含ませて、絹の表面に、また上から塗っていく。
左から右へ。ゆっくり。
右端へいったら、刷毛を折り返さない。と、先生に言われた。

下まで塗ったら、しっかり乾かす。
またドーサを塗る。
またしっかり乾かす。
これを3回繰り返す。

今度は裏側もドーサを塗る。
上記と同じ事を3回繰り返す。

表が気になったので、さらに一回塗って、しっかり乾かす。

これで良いかな?
この後、下書きの透き写しをします。

今の絹の状態は表面がかなりピンと張って気持ちよい。

絵絹の油抜き、ドーサ引きをおえたとこ




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2012年04月30日

絹にボタンを描く・その2 絵絹張りはじめる。 

家で絵を描くことは最近はまったくないのですが、早く描きたい
気持ちだけはいっぱい。
絹の準備や、描き方をすっかり忘れています。

絹に描くための木枠=絹枠。
これに絵絹を張ってから描きますが、絹枠の内側いっぱいに描いて
しまうと額装する時に絵が切れてしまう。
絹枠の2,3センチほど内側に描きたい物が入るようにしたほうが
いいようです。

そのために今まで描いた鉛筆書きの下書きを縮小コピー取りました。
F10のスケッチブックに描いたので、これを一回で縮小コピーとれたら
一番簡単なのに、そんなこと出来るところが無い。
結局コンビニで、分割して縮小コピーとって貼り合わせました。

使う絹の種類もわからない。
いつも行く都内の日本画画材専門店「喜屋」さんへいって、自分が
初心者であることを正直に言って、絹を買ってきました。
お店の方に教えいただいたのですが、自分が買ったのが二丁樋(にちょうひ)、二丁樋重目の
どっちだったか忘れましたm(__)m
1500円くらい。
F8用の絹枠に、絵は横長に描きます。
絹の耳が横になるように絹枠に張るのでそれように絵絹も買いました。
前回描いた竹内栖鳳の「班猫」の模写をした時は絹枠を縦にしてます。

絹はいろいろ種類があります。
武蔵野美術大学のサイト、そして画家・森山知己氏のサイトで詳しい解説がされていました。

絹枠に絵絹を張る前の準備。
前回、描いた方の側にデンプンのりをたっぷり塗る。
絹を買ったときの丸めたままの状態で、端を木枠の上(絵の上部)にあわせて
下に下ろしていくようにする。
絹の上から、ノリをのばす。
絹枠の内側、絵を描く方に入らないようのばす。

さらに絵絹の上からまたノリをたっぷり塗る。
絹枠の数カ所を画鋲で止める。
乾くまで置いておく。
今回はここまで。
絹枠に絵絹を張る 画鋲でとめる





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2012年04月20日

絹にボタンを描く・その1 下図ほぼ完成

前回投稿してから間が開きましたが、何もしてなかったわけではありません。
まだ下図段階でとてもお見せできるような状況ではなかったものですから。

今回は、絹にボタンの花を描こうと思います。
去年自宅の庭で咲いたボタンがきれいで写真を撮っていました。
これがモデルです。

絹にボタンを描く1 ボタンの花


絹を張る木枠はF8のサイズ用。

まずはスケッチブックに鉛筆で花を描いてみることにしましたが、これがなかなか難しい。
ボタンの花びらは細かく分かれて、ひらひらしている。
細部をみていると、全体の形がまとまらない。
写真通りにかいていると、これも絵としてまとまりが無く面白くない。
右側の花はフワッと花が開いた感じにするつもりです。

葉の形も気をつけないと同じような曲線になってしまい、先生のアドバイスで直しました。
しかしF8のサイズよりやや大きくなってしまいました。
スケッチブックはF10のサイズです。
絹にボタンを描く1 下図ほぼ完成


できあがった後は額装する予定なので、絵はF8のサイズよりやや小さめに
描かないと枠内に収まらないことになります。
描き直しなんてとても無理なので、この下図を縮小コピーとって使うことにします。
posted by みどり at 14:41| Comment(0) | 絹にボタンを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする