2012年05月28日

黒部・室堂を描く その12・市展へ出品

室堂を描いた作品は、今年の市展にだすことにしました。
搬入日は6月9日。
出すためには額装しなければいけないので、先日いつも行く
ますよし画材店さんに絵を持っていって、どんな額にするか相談
してきました。

しかし、絵にはまだ落款をおしていない。
今持っている落款はイマイチ気に入らないので、作り直すつもり。
落款を押したい、と話をしたら持って帰って押してから6月頭に
持ってきてくれればいい、と言ってもらえました。

この画材店さんと、搬入先は目とはなの先。
画材店さんのご厚意で、ありがたいことに搬入日当日まで絵を預かって
いただけることになりました。
当日は、画材店さんに行ってから絵を受けとって、搬入先に持っていけば良いだけ。

新しい落款は、石は買ってあるのでこれから彫ってつくりますf(^ー^;


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2012年03月07日

黒部・室堂を描く その11・完成!

黒部・室堂を描く その11


去年の夏から取り組んでいた絵、ようやく完成しました。

最終的な手直しは、池の手前部分に白い胡粉を塗り、ラップを張って剥がす。
それが乾いてから水色系、青系の岩絵の具を塗って、またラップを張って剥がす。

そして画面上部の山の中央部が、表情のない白い三角になっている
ことがきになっていました。
こちらは私が持ってきていた「ふきん」を湿らせて、先生が画面にあてて
胡粉を少し落としてくれました。
こうすることで、画面の下の色を塗り込んでいた部分が透けて見えてきて良い感じになりました。

さらに池の表面に、群青系の岩絵の具を少しさすことでようやく私の気が済みました。

さんざん筆で塗り込んでから、山の部分は胡粉を霧吹きで吹き付け。
池の部分は色を塗ってから、ラップを張って、しわ模様を作ってから剥がす、を
繰り返すこと2,30回。

完成しました(=^0^=)
今までやったことのない、霧吹きやラップ張りをしてきたせいか自分の絵ではないように見えます。


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2012年02月21日

黒部・室堂を描く その10・池の広がりが気になり

黒部・室堂を描く その10・池の広がりが気になり


もう少しで完成のような気がするのですが、どこか気にいりません。

画面の奥、山の部分はもうこれで十分のような気がします。
でも画面手前の池がどうも納得いかない。
画面下の部分、池の部分に広がりを感じないのです。

画面、左下の部分に問題があるようで、池を広げてみると良いかもと胡粉の白を
置いていき微調整。
当初は「池」を広げるつもりでしたが、そのうち陸地に白い雪が積もっているように
してもいいんじゃないか?と気がついた。

先生が手を貸してくれて、折衷案のような池のような雪のような曖昧な、でも胡粉を
ぬってみました。
以前より、いいかも。
でもなんだかすっきりしない。
なんでだろう?
池の表面も、シミに見えてしまう部分があるので、これも塗りつぶした方がよさそう。



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2012年02月04日

黒部・室堂を描く その9・空と山も霞む

前回までは水面に白い胡粉を塗り、ラップを乗せて剥がす。
乾いてから今度は、岩絵の具の水色系や青系を塗ってやはりラップを置いてから剥がす。
これを数回繰り返してました。


黒部・室堂を描く その9・空と山も霞む1


ラップで面白い模様が出来るが、それだけではしまりが無いので出来た模様を活かしつつ
少し筆で色を乗せる。

水面に手を入れていると、今度は山と空が気になってくる。
色を塗る前から、山は色を塗ってから白の胡粉でつぶすというか、霞ませていく予定でした。

そして空。
胡粉を塗って、水色系の岩絵の具を少し部分的に塗ってましたが、筆跡が残るのが気になる。
筆跡は残したくない。
先生と相談して、霧吹きを使おうという事になりました。

牛乳より少しだけ濃いめに胡粉(すでに練って膠と混ぜ固形にしたもの)をといて
膠も多めにいれる。
多めに入れないと、霧としてふきつけた後、定着しないとのこと。
最初は先生がお手本に、吹きつけをしてくれました。
そのままでは私の絵にならないので、次からは私が吹き付け。

胡粉の霧が良い具合に霞(かすみ)を作ってくれました。

手前の山の部分が霞みすぎたので、色を入れていく。
完成まであと少しのような気がしてきました。
この日、最終的に下のようになりました。


黒部・室堂を描く その9・空と山も霞む2


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2012年01月08日

黒部・室堂を描く その8・山はかすみ、水面は凍る

黒部・室堂を描く その7・山を塗り込む1


冒頭の画像は、年末の絵の状態です。

水面をどう描いていいのか困っていたのですが、先生のアドバイスで
面白い方法を教えていただきました。

水面部分に青系の岩絵の具、さらに胡粉をたっぷりめに塗る。
その上から調理に使うラップを乗せて、水面であることを意識して
横にしわを作るようにして、押さえてから、ラップを剥がす。
すると、画面に面白いテクスチャーが出来るのです。
まるで水面に氷が張ったみたいに、手書きではどても出来ない面白い模様が。

もちろん最初は先生が、やってみせてくれてこれが、とても良い感じ。
自分でやってみると、思ったようにはうまくいかない。
先生曰く「最初から(そんなうまく)できない!」


1月6日は年明け最初の日本画教室。
空が気に入らなくていったん胡粉で、ほぼ塗りつぶし、青系の色を少し塗り。
山の部分も少し胡粉を塗り、水色系、青系の岩絵の具を少し塗る。
その後、先生が胡粉を山の部分の下当たりに、横にかすれ気味に塗ってくれる。
この感じがとてもいい。
まるでかすみがかかったような感じになった。

先生が手を入れてくれるタイミングは絶妙な気がする。
私が、次はどうしようかとまよってるとこで手をいれてくるので、その後が
進めやすくなる感じです。

この日、最終的にこうなりました。

黒部・室堂を描く その7・山を塗り込む2


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2011年12月04日

黒部・室堂を描く その7・山を塗り込む

黒部・室堂を描く その7黒部・室堂を描く その7


ひたすら山を塗っています。
どうもまだ目指す感じになっていません。

山の部分は塗り込んだ分、立体感が出てきましたが

その手前の低い丘のような所がまるでついたて。
手前の池も全然だめですね。

まだまだまだ。
とにかく手を止めないで塗っていけば、なんとか
なる、と塗ってます。
考えて手が止まってるとなにも進みません。
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2011年10月27日

黒部・室堂を描く その6・偉そうになってきた?

黒部・室堂を描く その6・偉そうになってきた?


ひたすら塗っています。

先生にも言われましたが、私は色数が少なくても絵が描けてしまうんだそうで。
同じ色のグラデーションだけで絵になってしまう。
それもいいけど、それだけじゃ面白くない。

今の絵も同じ色のグラデーションだけになっていたので、先生がきっかけを
作ってくれましたf(^ー^;
胡粉の白で稜線や水面を描く。
こうすることで、私にも他の色が入れやすくなっていくようです。
今はこんな状態。

先生曰く「(絵が)えらそうになってきた」です。
日本画らしくなってきたということです。

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2011年10月19日

黒部・室堂を描く その5・色でデッサンを


ブログ更新が一ヶ月ぶりになりましたが、絵を描いてないわけではありません。

いったんほぼ真っ白になっている画面に、やっと色を塗りだしています。

黒部・室堂を描く その5 色でデッサン1


今は水干の青系を使用。
いきなり岩絵の具はぬれませんので、下塗り段階です。
水干そのままでは色が派手すぎて、きついので白の胡粉を混ぜています。
もちろん胡粉はすでに膠と練っておいて、水で溶いた物。

絵を描き終わっても、絵皿に残っている岩絵の具は次回作にも使うため、洗い落とさないで
そのままにしているのですが、この絵皿を使って水干をといてます。
前からこのやり方は時々していたのですが、邪道かなと思っていました。
でも、今回先生からもこの方が色が複雑になって面白いとのことで、いまじゃ堂々と
やってます。

筆で色を塗るとき、「色でデッサンするように」と何度も先生から言われます。
どうも私の塗り方は、塗ることそのものに気が行ってしまって平面的になってしまいます。

何度も塗り重ねて、それらしくみえるようにする、のが目標。
これが難しいです。

黒部・室堂を描く その5 色でデッサン2


絵の中で色を塗るときも、普通なら筆先をきれいにそろえてぬりますが、たとえば岩の
部分を塗るなら、筆先を割った状態にして色を置くようにすると、それらしく雰囲気が
出てくるし、何度も色を重ねていくことで深みが出てくる。
と、これも先生のアドバイス。

そうかそうか、と思いつつ先生のお手本のようにうまく塗るのは、なかなか難しいです。

そして、先生から繰り返し言われるもう一つのことは「手を止めない」と、いうこと。
とにかく塗る。
塗っていればその先の展開がみえてくる。
まずは、塗れ。

今の私は、手は止まらないで塗れています。
上の画像と見た目はあまりかわらないですが、上の絵から約2時間色を塗っています。

黒部・室堂を描く その5 色でデッサン3


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2011年09月16日

黒部・室堂を描く その4


先週、先々週と、もちろん金曜日は日本画教室に行っています。

下塗りにかなり時間をかけてます。

その後の色塗りの為に、画面の天地(上下)を決めておく。
天の方は、裏側にみてわかるように「天」と書いておいた。

まずは墨をすって、墨一色で塗りつぶす。
その後、水干の赤系(たしか洋紅など)を溶いて塗る。
さらに水干の黄土・金茶をといてぬる。

黒部・室堂を描く その4 墨を塗り水干を塗った状態


塗るとき、一面に塗ってから「地(下)」を下にして立てて、画面の下端をとんとんと
たたくようにする。
当然絵の具が下に流れるが、それが目的。

さらに胡粉を溶いて塗る。

テクスチャーのおもしろみを出すために、方解末の白(一番細かい規格)と
方解末の12番を半分ずつ、混ぜた物を塗る。

さらに岩絵の具の鼠系の色をぬる。
もちろんこの時も地を、下にして絵の具を流す。


黒部・室堂を描く その4 さらに胡粉を塗り岩絵の具をかける


かなり面白い表面になっています。


黒部・室堂を描く その4 画面の表面



今日はこれから教室へ行きますが、今日の仕事は
下図を写すこと。
これだけで時間が終わってしまうかも。
posted by みどり at 08:46| Comment(0) | 黒部・室堂を描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

黒部・室堂を描く その3

金曜日なので、日本画教室へ。

まだまだ下図です。
かなり描き込んでます。

黒部・室堂を描く その3 下図




山がまだもうちょっと言う感じがします。
自分の頭の中でまだ、山の形が完全に把握できてない気がするからです。

でもそろそろパネルに紙を貼りたくてやっと水張りしました。


パネルの大きさに1センチくらいはみ出す、くらいに紙をカット。
紙をクシャクシャっと、丸めてからのばす。
つまり「もみがみ」にする。
和紙の裏側に刷毛で水を塗るようにして、少し置いてパネルの上へ。

もみがみにしたら、紙が縮んだ感じだが、表面を手のひらでのばす。

どうも置いた位置が気に入らなくて、やり直そうとしたら
パネルがぬれているから、紙がパネルに張り付いてしまって
うまく位置が直せない。
結局恥ずかしながら、先生が手を貸してくれて貼ってくれました。

パネルに塗られていたニスが水で溶けて、紙に黄色い色が
少しついてしまう。
気になるが、気にしないようにする。
先生もあまり影響はない、というので。

今日はここまで。

先生から、まず最初に紙を墨一色で塗ってしまおう、と提案される。
その方が、今回は効果的に描けるだろうとのこと。

まず黒で塗りつぶしてしまう。
そんなこと考えてもみなかったけれど、黒い画面から絵を起こしていくのもおもしろそうです。

水面部分も銀箔を貼ろうかと、考えているので今回は
いろいろ面白そうです。


黒部・室堂を描く その3 和紙をパネルの水張り


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2011年08月23日

黒部・室堂を描く その2

黒部・室堂を描く その2


まだ下図。
先生より、下図をしっかり描いておいた方が後が楽、
とのことでまだまだ納得いく仕上がりになっていません。

自分で撮ってきた写真と、ネット上の写真も参考にしながら
山の形を描いています。
当然ながら、ネット上の写真は同じ山を観ていても視線が
違うので自分の頭の中で修正しながら描いています。

自分で描いた鉛筆の下図は、なんだか形がはっきりしない。
先生が、少し手を入れてくれるとメリハリがでてくる。

写真を参考にするしかないから、形がはっきり分からないところもある。
推測して描かねばならない部分を、リアルに描くのもワザの一つと理解。

手前の池は「みどりが池」です。




posted by みどり at 14:22| Comment(0) | 黒部・室堂を描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

黒部・室堂を描く その1

新しい絵を描き出してます。

2009年に黒部へ一人旅したのですが、その時の室堂の景色を書くことにしました。

黒部・室堂にて1


その時ことはこちらにまとめています。


まだまだ下図の状態です。

黒部・室堂にて2


手抜きをするつもりではないけれど、鉛筆で描くのをほどほどにして絵の具で
ごまかそうとしたら先生から、鉛筆で描くのを手抜きしないようにいわれるf(^ー^;
この時点でしっかり描いた方が後が楽だとか。

先生の手が入ったので、かなりしっかりと雰囲気が出てます。

黒部・室堂にて3


絵の大きさも決めました。
12M(60.6X41.0)
横長のサイズです。

いつも行く日本画専門の画材店、喜屋さんにこのサイズのパネルがあるかどうか
念のため問いあわせ。
お店の方が、お取り置きしておく、と言ってくれたので後日そのパネルと
和紙をとりに行きました。


posted by みどり at 00:46| Comment(0) | 黒部・室堂を描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする