2018年02月20日

伊吹島の猫 その4 さらに下地作り

薄く溶いた胡粉をさらに塗りました。
合計約10回。
何回がいいのか人ぞれぞれで、正解はないと思います。
出来上がっていく画面を見て、どこが自分にとって気持ちがいいか。
ここが判断基準になるのではないでしょうか。

今回は、この後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。

今回はこの後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。
最終的に猫の背景はグレーにしたい。
実際の猫もグレーの道路の上にいましたし、猫は茶虎毛並み。
この色の組み合わせはいいと思う。
灰色の地の中にかすかにグリーンを感じるのでこれも
絵の中に取り入れたい。

先生のアドバイスで、背景色を塗る前に道路の石の感じを
表現しておくと後が楽、とのこと。

今回は石の表現をしておきたいので、少し薄めた墨で
画面を汚すことをしてみました。
ほぼ雑巾同様の古いタオルハンカチがあったので、
これに墨をつけて、猫の周辺の画面をたたいて
なんとなく石っぽい表現に、なったかな。

DSC05261.JPG


その後、水干の鼠色と緑青を薄く溶いたのを、全体に薄く塗りました。

DSC05263.JPG



これは猫を避けずに、上からざっと。
塗り跡を残したくないので、×を描くように塗っていきます。
左から右へ。
さらに上から下へ。
先に塗った墨のたたいたのが、取れないかと心配でしたが
大丈夫でした。

三回塗ってみましたが、色が薄すぎて色を感じませんが
この日はここまで、としました。
DSC05264.JPG

posted by みどり at 21:19| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

伊吹島の猫 その3 下図を透き写し&下地作り



通常、和紙にした絵を移すときは、トレーシングペーパーに書き写してから
描く和紙の上にそのトレーシングペーパーを置く。
和紙とトレーシングペーパーの間にカーボン紙(またはそれに相当するもの)を
はさんで上からなぞると、和紙に転写されるという面倒くさい手順をとります。

でも絹なら簡単。
絹の下にした絵を置くと、下絵が見えるから上か墨と筆でなぞればいいだけ。
下絵の猫の角度にかなり悩みました。
若干傾け、枠の中で構図を決定。
左下に小さな猫がいますが、これはただのスケッチです。


KIMG6480.jpg


前回、木枠に絵絹を貼り付けして、ドーサを塗りました。
硯で墨をすって、筆で少し書いてみると、絹の上で墨線がにじんでしまう。
先生いわく、ドーサが薄いんだそうです。

ドーサをもう一回塗ったほうがいいのか?と、思いましたが、
膠を薄くいた膠水を、一回絵絹に塗ってみるといいとアドバイスされ
早速実行。
乾いてから、墨で描いてみるともうにじまない。

KIMG6482.jpg


書き写してから、墨で少し陰影をいれました。

KIMG6483.jpg


この後、胡粉を膠で練ったものを薄く溶かして、描きうつした上に塗っていきます。
なるべくムラにならないように。
上から下へ。
左から右へ、塗って折り返さない。
一度上から下までぬったら、いったんひっくり返して同じことをする。
ようはムラにならないようにしたいわけです。


これを7.8回繰り返しました。
これで何とか、下塗りができたと思われます。



続きは、後日に。
posted by みどり at 21:16| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする