2016年11月20日

つゆくさを描く・その2 下地作り


前回、和紙をパネルに貼ったので今回はスケッチブックに描いた絵を、
トレーシングペーパーに写し取り、更にカーボン紙を使って和紙に転写。
写真は転写しおわったところ。

DSC00202.jpg


この後は、墨ぼかしをすることもあるのですが今回は水干(すいひ)で色ぼかし。

KIMG1572.JPG


やり始めてみると、ちょっと困ったことに気がつきました。
紙の数カ所にぽつぽつとシミのようなものができるのです。


KIMG1573.JPG


じつは今回、新しい雲肌麻紙を買ってきたのに教室へ行くとき
持って行くのを忘れてしまい、たまたま手持ちのスケッチブックに
挟んでいた数年前の和紙をパネルに貼って使うことにしたのです。

紙をぬらしたり、色を塗ったときできたシミは「紙が泣く」と呼ばれています。

早い話、紙が劣化して紙の繊維に隙間ができた現象で、シミに見えるのは
他の部分より隙間があるため水分を余計に通しているから。

このまま色を塗っていいものか、それともやり直すか。
塗り続けていけば、案外目立たないかも?



色ぼかしは、色を塗っていくのめやすのようなものなので、簡単に。
それでいて、前後の空気感を出したい。

この後、膠でねった胡粉をごくごく薄く溶いて画面全体に塗ります。
数回で終わらす方もいますが、今回私は15回ほど塗り重ねました。

DSC00205.jpg



小さい絵ですが、ていねいに描いていきたい。
この後、本格的な彩色に入ります。








posted by みどり at 18:22| Comment(0) | つゆくさを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

つゆくさを描く・その1 スケッチ

9月に奈良県の明日香村へ行きました。
一番の目的は、絵にも描いた稲淵をもう一度見るためでしたが
あたりの草花がきれいで写真も多く撮影してきました。

そんな中で描きたかったのは、彼岸花や露草。
当初は彼岸花が一番描きたかったのですが、途中から青い露草が描きたくなってきました。

写真を参考に、露草をスケッチ。



あら、これは写真レンズが汚れてて中央がボケた感じになってます。
ごめんなさい。
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三枚目のスケッチがいい感じがするので、これを本画にします。

小さい絵です。
サムホールという小さいサイズにしました。

紙は、揉み紙にしてパネルに貼りました。
トレーシングペーパーに絵を写し取り、改めて構図を考え
当初より少し斜めに下に傾けることにしました。

今日は、ここまで。
続きは後日にやります。



DSC00199.JPG
posted by みどり at 14:45| Comment(0) | つゆくさを描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋の明日香村・その10 完成


KIMG1500.JPG

先週ですが、ようやく完成しました。
かなりしつこく、木々や山の薄い青い感じを出したいと悪戦苦闘してました。
途中で、これでいいかな?と、終わりにしようとおもった時がありましたが
先生から、まだ描き込みが足りないね、と言われてしまい描き続けましたよ。

色数の少ない絵です。
緑系、青系ぐらいしか使っていません。
しつこく描きこむことですごみを出したいと思いました。
周囲の方もあきれるくらい、しつこく塗りかさねました。

ようやく自分でも気が済んだので、落款を完成としました
posted by みどり at 14:30| Comment(0) | 秋の明日香村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする