2015年04月21日

瀬戸内の海と空 その3・下地完成&水干で彩色

練った胡粉を薄く溶いて、これを繰り返し塗ること5,6回。
最終的に画面はサラッ、ではなくザラッとした感じにしたい。

先生のアドバイスで、胡粉に方解末を混ぜることにしました。
透明の石といった感じの品物です。
見た目は白く見えるけれど、これは光の反射のため。

最初に胡粉に混ぜたのは方解末の白(びゃく)で、これは一番細かい粒子なので
ほんとに白い粉にしか見えない。
塗ってもあまりざらつきを感じないので、さらに方解末の12番と
胡粉を混ぜた物を2,3回塗りました。
表面を触るザラッとしたかんじがあり、最初の下地の墨ぼかしも
いい頃合いにかすかに透けて見えている。
下地としては、ここまででいいような感じがしてきました。
どこで止めるのか、なんていうのは私にもわからないのでほんとに
その時々の「感じ」で判断しています。
なんとなく、ここでいいみたい、って感じです。
下地は合計約9回塗りました。

瀬戸内の海と空 胡粉と方解末の下地完了


たぶん、目や手触り、などのいろいろな感覚が総合されて自分の
気持ちに伝わってくるんだろうと思います。

今の段階では、この絵の最終的な彩色状態が頭に浮かんできません。
空の雲は暗くしたい、でも青空も少し覗いている。
海の色もあまり暗くしたくないし。
手持ちの写真が何枚かありますが、数枚の写真のモンタージュになりそうです。
雲はこの写真、海の色はこの写真、空はこっちの写真がいい感じ。
と、いう具合です。

いきなり岩絵の具は塗れないので、胡粉に水干を混ぜた物を塗っていくことにしました。
これで進んでから、途中で岩絵の具に切り替えます。

桃色の水干と胡粉で雲の影を。
紫系の水干と胡粉で、やはり影を。
緑の水干と胡粉、あちこちの影と海を。
それぞれ、かなり薄くしたものを重ね塗りしてみました。
まだまだ重ねていきます。

瀬戸内の海と空 水干で彩色開始
posted by みどり at 11:43| Comment(0) | 瀬戸内の海と空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月07日

瀬戸内の海と空 その2・下地作り

パネルに下図をうつしまし。
トレーシングペーパーに描きうつしてから、パネルの上にカーボン紙を置き
その上にカーボン紙を置く。
それから鉛筆かポールペンを使ってなぞる。
和紙に下図がうつる。
いつのもやり方です。

写真はとてもわかりづらいと思います。
瀬戸内の海 下図をパネルにうつした


次は下地作り。
いきなり岩絵の具は塗れない(付かない)ので。まずは墨ぼかし。
墨を硯ですった墨を使います。
雲と海の調子を付けていきました。
海の明るい部分は残しつつ。

先生から筆使いが大胆になったね、と言われました。
自分でもそう思います。
ここはまだ下地段階だから、多少はみ出しても失敗しても何とかなるさ、
と思うようになったこともあります。
以前は、理屈ではわかっても思うように手が動かなかった。

こんな私でも少々進歩したようです(^_^;

瀬戸内 墨ぼかし


自分の気が済んだところで、水干で色を付けました。
墨ぼかしだけでは、どこまでが雲で、どこまでが青い空が見えているのか
自分でもよくわからないからです。
空は水色だけど、ひさしの明るい色もあったのでピンクの色も置きました。

瀬戸内 墨ぼかしと水干


墨ぼかしと水干で色を付けた上から、薄い胡粉を全体に塗りました。
練った胡粉の溶き方がいつも悩むけれど、牛乳くらいの薄さを心がけつつ。

下地の墨ぼかしが少し透ける程度に胡粉を塗ります。
写真の段階で胡粉を三回塗りました。

墨ぼかしの上に胡粉


濃い胡粉を一度に塗るより、薄いのを数回に分けて塗る方が、膠が紙に
染みこむそうです。
この日の作業はここまで。

胡粉はこの後二回は塗る予定です。
posted by みどり at 12:40| Comment(2) | 瀬戸内の海と空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする