2018年04月10日

伊吹島の猫 その6 岩絵の具を使いだす

猫の毛並みを引き続いてえがいてますが、今までは水干を
使っていました。



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先生は水干のままでもいいと、おっしゃってましたが、少し色彩に変化と深みが
欲しくなってきたので、岩絵の具を使いだすことにしました。

絹には粗い岩絵の具を使うのは難しいので、細かい15番か13番を使うようにします。
手持ちで15番はあまりないので、13番を通ことにしました。

岩絵の具を使いだしてからの、絵は下記のようになってます。
neko0406.jpg



さらに岩絵の具で毛並みを描き、目にも彩色をしていくつもりです。
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2018年03月05日

伊吹島の猫 その5 猫の毛並みに手を入れだす

猫の背景色をさらに塗り重ねました。

そろそろ、猫本体にも色を塗りたい。
胡粉の白で、立体感をつけていきました。
DSC05439.JPG



しかし、この絵をかきだしてからずっと気になっていることがあります。

猫の顔のバランスがおかしい。
歪んでいるのとはちょっと違うようで。

先生にも観てもらってどこがどうおかしいのか検討してみました。
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顔の左右の幅のバランスが悪いようです。

次回、半透明のトレーシングペーパーを当てて直してみます。
DSC05442.JPG


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2018年02月20日

伊吹島の猫 その4 さらに下地作り

薄く溶いた胡粉をさらに塗りました。
合計約10回。
何回がいいのか人ぞれぞれで、正解はないと思います。
出来上がっていく画面を見て、どこが自分にとって気持ちがいいか。
ここが判断基準になるのではないでしょうか。

今回は、この後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。

今回はこの後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。
最終的に猫の背景はグレーにしたい。
実際の猫もグレーの道路の上にいましたし、猫は茶虎毛並み。
この色の組み合わせはいいと思う。
灰色の地の中にかすかにグリーンを感じるのでこれも
絵の中に取り入れたい。

先生のアドバイスで、背景色を塗る前に道路の石の感じを
表現しておくと後が楽、とのこと。

今回は石の表現をしておきたいので、少し薄めた墨で
画面を汚すことをしてみました。
ほぼ雑巾同様の古いタオルハンカチがあったので、
これに墨をつけて、猫の周辺の画面をたたいて
なんとなく石っぽい表現に、なったかな。

DSC05261.JPG


その後、水干の鼠色と緑青を薄く溶いたのを、全体に薄く塗りました。

DSC05263.JPG



これは猫を避けずに、上からざっと。
塗り跡を残したくないので、×を描くように塗っていきます。
左から右へ。
さらに上から下へ。
先に塗った墨のたたいたのが、取れないかと心配でしたが
大丈夫でした。

三回塗ってみましたが、色が薄すぎて色を感じませんが
この日はここまで、としました。
DSC05264.JPG

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2018年02月14日

伊吹島の猫 その3 下図を透き写し&下地作り



通常、和紙にした絵を移すときは、トレーシングペーパーに書き写してから
描く和紙の上にそのトレーシングペーパーを置く。
和紙とトレーシングペーパーの間にカーボン紙(またはそれに相当するもの)を
はさんで上からなぞると、和紙に転写されるという面倒くさい手順をとります。

でも絹なら簡単。
絹の下にした絵を置くと、下絵が見えるから上か墨と筆でなぞればいいだけ。
下絵の猫の角度にかなり悩みました。
若干傾け、枠の中で構図を決定。
左下に小さな猫がいますが、これはただのスケッチです。


KIMG6480.jpg


前回、木枠に絵絹を貼り付けして、ドーサを塗りました。
硯で墨をすって、筆で少し書いてみると、絹の上で墨線がにじんでしまう。
先生いわく、ドーサが薄いんだそうです。

ドーサをもう一回塗ったほうがいいのか?と、思いましたが、
膠を薄くいた膠水を、一回絵絹に塗ってみるといいとアドバイスされ
早速実行。
乾いてから、墨で描いてみるともうにじまない。

KIMG6482.jpg


書き写してから、墨で少し陰影をいれました。

KIMG6483.jpg


この後、胡粉を膠で練ったものを薄く溶かして、描きうつした上に塗っていきます。
なるべくムラにならないように。
上から下へ。
左から右へ、塗って折り返さない。
一度上から下までぬったら、いったんひっくり返して同じことをする。
ようはムラにならないようにしたいわけです。


これを7.8回繰り返しました。
これで何とか、下塗りができたと思われます。



続きは、後日に。
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2018年01月30日

伊吹島の猫 その2 絵絹の準備(湯引き&ドーサ引き)


今回、猫を描くと決めてから和紙ではなく、絹に描いてみたいと思っていました。

以前、猫を描いたことがあってその時も使ったのは絹。
竹内栖鳳の「班猫」を模写したのでした。
この絵が大好きなので、模写したい。
もともと絹に描かれた作品なので私も絹に描いてみたい、
が絹に描くようになったはじまりでした。

その時の「班猫」、その後ボタンの花、柿とカリン、を描いたので
絹に描くのは今回で4回目になります。
和紙に描くばかりだと、なんとなく飽きるし、絹に描くのは気分転換にも
なるし、描いた後の見た目が和紙よりきれい見えて(あくまでも個人の見解です)
自分が絵が上手くなったようにみえるのもいいです。
こういう錯覚、たまには必要だと思うのです。

今回描くことにしたのはF10 サイズ。
今ではF8サイズしか、描いたことがないので木枠も今までより大きいF10
サイズを買ってきました。もちろん絵絹も。

画材の購入は、いつも行く湯島の喜屋さん。
木枠は完成品もありますが、組み立て式も。
こちらの方がお値段安いのですが、不器用だし時間もないので完成品にしました。
約6000円。

絹はいまだに自分ではよくわからず、選ぶことができないので
初心者であることをお店の方に伝えて、購入しました。
絹は二丁樋重目(にちょうひおもめ)。
絵は横タイプにするのでそれ用の絹に。
約1600円。
絹については武蔵野美術大学のサイトの紹介がわかりやすいです。
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%e7%b5%b5%e7%b5%b9%e3%83%bb%e7%b5%b9%e6%9e%a0%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%ba/

以下の手順は、すっかり忘れていたので先生に教えてもらいながら
進めています。 
以前、絹を使った時も同じことを書いてますが復習のつもりで書き留めておきます。

木枠に、でんぷんのり塗って絹を貼りますが、その準備。
まっさらな木枠を初めて使うので、まずは木枠にでんぷんのりをたっぷり塗る。

木に擦り込むようにのばして、何度もすりすりと。
こうすると、木がのりを吸い込んでいくのだとか。

KIMG6411[2].JPG


一通り塗れたら、改めてたったぷりとノリを塗ってから、巻物状態になってる
絹を上から置いて、巻物を広げていくように乗せていきます。
セロテープのようなものは使いません。
木枠の四方は絹をノリで接着させるために、ノリ分を押してのばしていきます。
気泡のようなものができるので、それをつぶす感じで。
ノリが乾いたら絹貼りは完成。

木枠に貼った絹の下に空間が空くので、絹の保護のつもりで
100均でマットを買って、枠にはまるサイズに加工しました。
セロテープで張り合わせて、ハサミでカットしただけです。

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家と教室の往復をしますし、持ち運びの際にも保護になるはず。
これ以外にも、私は梱包材のプチプチで包みます。




次は、絹がまだ「生」の状態なので、絵の具が塗れるようにする準備。
絹に残っている脂分を抜くために、あったかめのお湯を用意して
絹の裏表を数回、お湯を塗るように刷毛で塗っていきます。


絹にドーサを塗ります。
ドーサ液の作り方は、人によってかなり違うようです。
膠の溶き方もそうですが、先生によっても描きてによっても。
その違いが、作風の違いにも影響してくるのだと思います。

なので、これから書き留めるレシピはあくまでも一例です。

ミョウバンを5,6粒をお湯200ミリリットルに溶かす。
KIMG6422[2].JPG

溶かした膠(にかわ)を小さじ1杯弱くらい入れてさらに溶かす。
以上でドーサ液、出来上がり。
(2018‐2‐14追記 後でわかりましたが、これだと膠が薄いです。
大さじいっぱいくらい入れて良かったようです。)

これを絹の裏表に塗っていきます。
まずは表から。
刷毛で左から右へゆっくり一気にぬります。
ひききって、刷毛を戻さない。
これを上から下へ順番に、でも塗った部分が重ならないように。
ようは、塗っていく濃度を均一にしたいわけです。
一面塗れたら、乾燥。
自然乾燥が一番いいけど、1月の寒い時期そんな悠長なこと
言ってられないので、遠めのドライヤーで乾燥させました。
乾いたら、同じように塗っていく。
表を塗ること3回。

さらに裏も同じように3回塗りました。
乾燥した絵絹は表面がぴんと張って、見た目とても気持ちいい。

KIMG6423[3].JPG


次回の教室の日まで、大事に保管しておきます。
穴でも開けたらおしまい。
全て最初からやり直し、ですから。



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2018年01月20日

伊吹島の猫 その1

「橘寺と芙蓉」を完成させたので、次は何お描こうかとしばし悩みました。

こういう時は、とりあえず花をスケッチしてみたり。
これはバラの花。
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ふと猫を描きたくなりました。
とは言っても猫は買ってないので、あちこち出かけたときに
撮った写真で猫がいないかと探してみました。

撮った写真はパソコン内と、Googleフォトにアップロード
してるのですが。Googleフォトは「猫」というワードで検索しても
猫の写真を探り出してくれるという、便利な機能があるとわかったので。

猫は飼ったことありませんが大好き。
写真も撮っているだろうと思ったけど、意外となかった。
でも出てきたのは、2016年の瀬戸内国際芸術祭で行った伊吹島の猫達。

写真は、その時行った伊吹島の港です。
四国側の観音寺港から船に乗って移動しました。

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猫はいっぱいいて、どの猫も人なつっこい。
とりわけ可愛かったのがこの子。

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こちらはおすまし顔。
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伊吹島バーガーのお店にいましてね。
飼い猫ではなく、のらちゃん。
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これが魚の具材の伊吹バーガー。
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さてさて、
鉛筆と色鉛筆で描いてみました。

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これを下図として、本画にいていこうと思います。
描くとしたらF10号。
絹に描きたいと思っています。

と、なると絹を貼る木枠を持ってないから、買わねばならないのですが
既製品でこの大きさがあるのかどうかが不明。
来週、画材店で聞いてみよう。



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2017年12月16日

橘寺と芙蓉を描く その26 ようやく完成


DSC04561.jpg


今回は、芙蓉の花と葉っぱをメインに描きましたが、
思いのほか、葉っぱにかなりてこずりました。

20号のサイズの絵なので、花も葉っぱもほぼ実物大か
少し小さめだったきがします。

葉っぱの表現が思うように描写できない・・・。
これはもう私の技術のなさです。

花の向こうに見える建物は、当初の予定よりかなり淡く描きました。
空は、先生のアドバイスもあり、あまり彩色をしていません。
写真ではわかりませんが、胡粉の白や、岩絵の具の「岩白」
を塗っています。
翡翠末も少々。
ようやく完成、といたしました。

花の下書きを始めたのが今年の1月か2月だったので、本当に
一年がかりになってしまいました。

教室で完成しましたが、時間が少し余ったので、教室の階下の
花屋さんでバラの花を買って、鉛筆でスケッチをしてみました。
スケッチも久しぶり。
絵を描く人間なら、スケッチも大事でもっとすべきなのですが。

描くこと約1時間弱。
今回の芙蓉の花と葉っぱを描くのは、時に苦しかったのですが
バラのスケッチは楽しかった。
DSC04563 (2).JPG


楽しんで描く。
これを続けていきたいです。
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2017年11月25日

橘寺と芙蓉を描く その25 大幅に変更を

ブログ更新が久しぶりになりましたが、絵は描いています。

そしてブログデザインも、心機一転、変更してみました。
気持ち新たにブログを続けていけそうです。

まだ完成していない絵ですが、数週間前の状態がこちら。

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昨日、状態がこちら。
絵の右下の葉の重なりの部分がすっきりしました。

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芙蓉の葉っぱをどう描くか、葉の陰の部分をどう表現するかで
まよっていたのですが、先生のアドバイスで葉陰は暗くせず
白く霧でかすんでいるような雰囲気にすることにしました。
実際見た風景とは、違う雰囲気になりますが、この方がすっきりと
見やすくまとまるような気がしてきました。

左下の風景も白の胡粉を薄く塗りさらに、白く淡い感じになっています。

ようやく、完成が間近になってきた気がします。
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2017年09月15日

橘寺と芙蓉を描く その24 少しずつ

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なかなか進みませんが、今日、日本画教室へ行ってきた後の絵の様子です。

進まないのは、もちろん私の技術が未熟だから。
自分のイメージに近づけません。

先生にかなり教えていただいてます。
先生が数筆、入れるだけで絵が劇的に変わって見やすくなります。


何度も繰り返してますが、葉っぱが思ったように描けない。

今日は葉のバックに、利久鼠、水浅黄、の岩絵の具を混ぜたものを塗ってます。
かなり落ち着いて、いい感じに見えます。
ここは先生が塗ってくれてます(^^;

私の絵にするため次回から頑張ります。
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2017年08月25日

橘寺と芙蓉を描く その23 葉っぱを描いては潰し

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橘寺と芙蓉を描く その23 葉っぱを描いては潰し

葉っぱを描くのが難しくて、なかなか進みません。

一度描いた上から、岩白、青磁の岩絵の具を重ねました。
それまで描いてきたものが、いったん押さえた色合いに代わります。

描いたものをいったん、ならして、しきり直して、また描く。
絵具を薄く重ねて描いていく。


今回は、この繰り返しで、葉っぱを描いていくことになりそうです。

大御所の先生方は、芙蓉の葉をどう描いていただろうか。
posted by みどり at 20:50| Comment(0) | 橘寺と芙蓉を描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする