2018年12月03日

海を眺めて(直島の思い出)その4 なかなか進まないけども描いてます

なかなか進んでいません。
やはり40号は大きい。

もちろんそれだけではないです。
私の力不足を、おもいしらされます。

小さい絵なら、ちょっとかいて誤魔化せるところも、大きい絵では
誤魔化しが効かない。
誤魔化しという言葉はよくないけど、やはり40号は大きいということです。

私の好きな色は、先生いわく画面に定着しにくい。
何度も胡粉で下塗りをしたはずなのに、岩絵の具絵を塗り出すと
下の色がとれてしまう。

これまた先生のアドバイスで、筆で一度塗った画面を再度筆で
こすらないような塗りかたを、するようにしてます。
でもやっぱり今の時点ではムラがのこる。
一度乾いてから、何度も繰り返し根気よく塗るしか方法はないそうです。
しかも今回は、描く紙を揉み紙にしなかったので、絵の具の
定着が悪いようです。

最終的なイメージが浮かんで来ないのも、なかなか進まない理由の一つ。
描き出したときはあったはずのイメージが、今はどうもはっきり
しなくなりました。

でも強い絵にはしたくない。
ふわりと柔らかな絵にしたい。
向こうに見える海と空。
そこに吸い込まれるような空気感をだしたい。

何度も塗り重ねていくうちに、椅子の輪郭がボケてきました。
これまた見かねた先生のアドバイスで、教室の備品の顔料で
輪郭を描き起こしてみました。

これをもとにして、これを消していく。
そうして絵が出来上がって行くのだと思います。




  • 20181203221307779.jpg
posted by みどり at 22:39| Comment(0) | 海を眺めて(直島の思い出) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

第7回 ひぐらしの会 日本画展 

私が教えていただいている日本画教室の、二年に一度のグループ展
「ひぐらしの会 日本画展」が始まりました。

三教室の合同展です。


会場はJR松戸駅から徒歩10分ほどのビルヂング4階の松戸市文化ホールにて。
11月6日(火)〜11月11日(日)
10時から夕方6時まで。



最終日は15時ごろから片付けを始めます。




松戸市文化ホールは駅から近いのですが、初めてだとわかりにくいです。
同じビルの中には、ハローワークも入っています。
地図を張り付けておきますね。





入場無料ですので、お気軽にお越しください。



<2018−12ー03追記>
グループ展無事終了しました。
お忙しい中、お越しくださった皆様、真にありがとうございました。
posted by みどり at 20:08| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

海を眺めて(直島の思い出)その3 本画に取りかってます




ブログ更新が久しぶりになってしまいました。
日本画教室には毎週行って、少しづつですが描いています。


今回は初めてのⅯ40号作品に取り掛かっています。
すでにパネルに和紙(雲肌麻紙)貼り終えて、描いています。

鉛筆の下図をトレーシングペーパーで写し取ってから
和紙とトレーシングペーパーの間にカーボン紙を入れて
トレーシングペーパーの上から線をなぞって、下の和紙へ
転写。
私はいつもこの方法です。


その後、墨ぼかし。
水干で、色ぼかし。
その後15、6回は、薄く溶いた胡粉を塗っています。
薄く塗り重ねていくことで、さらりとしてるけど深みのある
色合いと画面ができる、と思っています。

IMG_t0rrqd.jpg



DSC01506.JPG



画面下は木漏れ日がちらついているようにしたいのですが、今はまだ
暗中模索、先生にアドバイスをいただきながら描いています。

影になる部分に紫系の岩絵の具を、塗っています。

写真ではわかりませんが、画面の左下が絵の具のノリが悪いです。
絵の具を塗ると、下に塗っていた絵の具が動いてしまうのです。
動くというのは、先に塗っている絵の具が取れてしまうことです。

塗っては乾かして、それから塗り重ねる、繰り返してます。
通常なら、画面が乾いた上にさらに絵の具を塗るなら、下の絵の具は
動かないはずなのですが、絵の具によって定着が悪いらしいです。

塗り重ねていけば大丈夫、と先生からは言われているのですが。

一番、新しい状態は下記のがぞうです。



DSC02334.JPG


posted by みどり at 19:18| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月06日

海を眺めて(直島の思い出)その2 下図、椅子の配置と形


海辺のテラスに並ぶi椅子と木漏れ日 
を描きたいと、思っています。

構図としてはとてもシンプル。
なので、椅子の配置や椅子の形は下図の段階でしっかりと描いておきたい。

なんでこんなに時間かかるのか、と自分でもおもうほど
時間がかかります
写真を参考にしてますが、あくまでも参考で、椅子の配置や、椅子の足や
背もたれの傾きは、画面のなかで不自然にならないよう調整しつつ描いています。

椅子も先週描いたものを見ると、とても座れるものに見えない。
座ったらこわれそう。

描き直しました。

こちらは前回の椅子。

DSC08403.JPG


こちらは今回描き直した椅子。
DSC08430.JPG



木漏れ日も描いてみた。
こんな感じになりました。

DSC08429.JPG



今日はここまで。
次回、木漏れ日と遠方の海と島も描くつもりです。

posted by みどり at 21:01| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

海を眺めて(直島の思い出)その1 思い出を描きとめる


猫のを描き終わり、次に何を描こうかをいつもなら迷って、とりあえず切り花を買ってきて
スケッチをするのですが今回は、5月に瀬戸内海の直島へ行ってきたこともあり、
直島で見た風景を描きたいと思いました。

直島は「アートの島」として有名です。
直島にはアーティスト草間彌生さんのかぼちゃのアートもあります。


海のそばにある、黄色いカボチャはこちら。

DSC07174.JPG


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訪れたこの日は、歩いて地中美術館へむかいましたが、
途中でこんな風景と出会いました。

DSC07209.JPG


DSC07210.JPG


ここはホテルのレストランのテラス席ですが、外からも自由に入れるところでした。

海のそば、そして木漏れ日がきれい。
これは描いてみたい。
その場でスケッチをする時間はないので、この時は写真を撮っただけでした。

早速これをモチーフにすることにしました。


DSC07764.JPG


DSC07765.JPG


最初はM20号で描くつもりでしたが、今回は広々とした空間を描きたい、とM40号に初めて挑戦することにしました。
理由はこれ以外にも、先生や同じ教室の皆さんから今のうちに大きな作品をえがいたら、と言われたからです。
描くのは結構気力がいるし、大きなになると運ぶのにも体力がいりますから。
そして、M40号になれば展覧会にも出品できるといわれたこともあります。
公募の展覧会は、出品する作品の大きさには決まりがあり、もちろんその範囲なら小さい作品でも
出品できるのですが、入賞を狙うのなら小さい作品ではまずダメなんだそうです。
変な話ですが公募の場合この話は本当で、もし同レベルの作品があった場合、賞がもらえるのは大きい作品なのです。


最初のスケッチに継ぎ足してM40号にしてみました。
DSC07781.JPG


三枚の写真を参考にしつつ、椅子の配置をしましたが、写真どうりには描いていません。
カメラと人間の目は見え方が違うので、少しづつ微調整して描いてるつもりです。
これは先生の忠告あってのこと。

椅子の配置や角度も少し変えています。

椅子と、上にかぶさるように生えている木々、そして木漏れ日。
シンプルな絵なので、下図はきっちりと描くつもりです。



posted by みどり at 20:32| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊吹島の猫 その7 裏打ち&完成



ブログ更新をしそびれてしまいましたが、毎週、日本画教室へは行ってたので
少しずつ、岩絵の具を塗り重ね、完成しました。


猫の毛並みは筆を刷毛のように使い、何度も塗り重ねました。
我ながらしつこく、何度も何度も。
それでも嫌にはならないので、やはり好きなのでしょうね。


ほぼ最後の仕上げに胡粉で、猫のひげと、体の毛並みを描きたしました。

背景に、早い段階で胡粉で白い「よごし」みたいなものをいれたのですが、
描いてくうちにこれがだんだんとうるさく感じてきたので、上に淡いグレーを重ねて
少し派手さをつぶしていくようにしました。

最終的には、猫の周囲の下側にややブルーを、上には明るめの茶色を重ねた気がします。
自分の絵なのに気がします、なんて変ですが描いてから時間がたち、
忘れてしまいました。

下の画像は、5月のほぼ完成したころのものです。

KIMG0005.jpg


木枠に貼った絹に描いたので、この後は木枠から外し、裏に和紙を張り付けてもらう
「裏打ち」の工程がありますが、自分ではできないので先生経由でプロの表具師の
方にお願いしました。

裏打ちが終わった段階が下記の画像です。

DSC07633.jpg



絵の裏がわに白い和紙が貼られたので、色合いもはっきりメリハリがでたように見えます。

そして額装。

DSC07652.JPG



ようやく完成しました!
もちろんタイトルは「伊吹島の猫」です。

作品は、2018年度の松戸市美術展覧会に出品いたしました。
(会期は終了しました)

ご高覧いただきまして、まことにありがとうございました。
posted by みどり at 19:44| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月10日

伊吹島の猫 その6 岩絵の具を使いだす

猫の毛並みを引き続いてえがいてますが、今までは水干を
使っていました。



neko0323.jpg


先生は水干のままでもいいと、おっしゃってましたが、少し色彩に変化と深みが
欲しくなってきたので、岩絵の具を使いだすことにしました。

絹には粗い岩絵の具を使うのは難しいので、細かい15番か13番を使うようにします。
手持ちで15番はあまりないので、13番を通ことにしました。

岩絵の具を使いだしてからの、絵は下記のようになってます。
neko0406.jpg



さらに岩絵の具で毛並みを描き、目にも彩色をしていくつもりです。
posted by みどり at 09:10| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

伊吹島の猫 その5 猫の毛並みに手を入れだす

猫の背景色をさらに塗り重ねました。

そろそろ、猫本体にも色を塗りたい。
胡粉の白で、立体感をつけていきました。
DSC05439.JPG



しかし、この絵をかきだしてからずっと気になっていることがあります。

猫の顔のバランスがおかしい。
歪んでいるのとはちょっと違うようで。

先生にも観てもらってどこがどうおかしいのか検討してみました。
DSC05440.JPG


顔の左右の幅のバランスが悪いようです。

次回、半透明のトレーシングペーパーを当てて直してみます。
DSC05442.JPG


posted by みどり at 21:21| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月20日

伊吹島の猫 その4 さらに下地作り

薄く溶いた胡粉をさらに塗りました。
合計約10回。
何回がいいのか人ぞれぞれで、正解はないと思います。
出来上がっていく画面を見て、どこが自分にとって気持ちがいいか。
ここが判断基準になるのではないでしょうか。

今回は、この後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。

今回はこの後ようやく彩色段階の第一歩に入りました。
最終的に猫の背景はグレーにしたい。
実際の猫もグレーの道路の上にいましたし、猫は茶虎毛並み。
この色の組み合わせはいいと思う。
灰色の地の中にかすかにグリーンを感じるのでこれも
絵の中に取り入れたい。

先生のアドバイスで、背景色を塗る前に道路の石の感じを
表現しておくと後が楽、とのこと。

今回は石の表現をしておきたいので、少し薄めた墨で
画面を汚すことをしてみました。
ほぼ雑巾同様の古いタオルハンカチがあったので、
これに墨をつけて、猫の周辺の画面をたたいて
なんとなく石っぽい表現に、なったかな。

DSC05261.JPG


その後、水干の鼠色と緑青を薄く溶いたのを、全体に薄く塗りました。

DSC05263.JPG



これは猫を避けずに、上からざっと。
塗り跡を残したくないので、×を描くように塗っていきます。
左から右へ。
さらに上から下へ。
先に塗った墨のたたいたのが、取れないかと心配でしたが
大丈夫でした。

三回塗ってみましたが、色が薄すぎて色を感じませんが
この日はここまで、としました。
DSC05264.JPG

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2018年02月14日

伊吹島の猫 その3 下図を透き写し&下地作り



通常、和紙にした絵を移すときは、トレーシングペーパーに書き写してから
描く和紙の上にそのトレーシングペーパーを置く。
和紙とトレーシングペーパーの間にカーボン紙(またはそれに相当するもの)を
はさんで上からなぞると、和紙に転写されるという面倒くさい手順をとります。

でも絹なら簡単。
絹の下にした絵を置くと、下絵が見えるから上か墨と筆でなぞればいいだけ。
下絵の猫の角度にかなり悩みました。
若干傾け、枠の中で構図を決定。
左下に小さな猫がいますが、これはただのスケッチです。


KIMG6480.jpg


前回、木枠に絵絹を貼り付けして、ドーサを塗りました。
硯で墨をすって、筆で少し書いてみると、絹の上で墨線がにじんでしまう。
先生いわく、ドーサが薄いんだそうです。

ドーサをもう一回塗ったほうがいいのか?と、思いましたが、
膠を薄くいた膠水を、一回絵絹に塗ってみるといいとアドバイスされ
早速実行。
乾いてから、墨で描いてみるともうにじまない。

KIMG6482.jpg


書き写してから、墨で少し陰影をいれました。

KIMG6483.jpg


この後、胡粉を膠で練ったものを薄く溶かして、描きうつした上に塗っていきます。
なるべくムラにならないように。
上から下へ。
左から右へ、塗って折り返さない。
一度上から下までぬったら、いったんひっくり返して同じことをする。
ようはムラにならないようにしたいわけです。


これを7.8回繰り返しました。
これで何とか、下塗りができたと思われます。



続きは、後日に。
posted by みどり at 21:16| Comment(0) | 伊吹島の猫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする